株式会社グラフは、目標達成を支援する営業予実管理クラウド「GRAPH(グラフ)」を9月末に正式ローンチ。また、Coral Capitalおよび日本政策金融公庫から2,000万円の資金調達を実施しました。
導入初月から運用開始できる「GRAPH」は、一流ビジネスチームの営業予実管理を「誰でも、すぐ、簡単に」実現できるというツールです。既存の導入ツールやリテラシーに関わらず、導入初月から適切な営業予実管理やその先の目標達成をサポートします。
その大きな特徴は、ソフトウェア導入の初日から運用開始が可能という点。入力項目が必要最低限かつ数値のみで10項目程度なので、入力が毎日でも多忙な現場の負担になりません。また毎日のアップデートにより、問題を即発見、即対処可能。同社によると「営業担当者一人あたり1日2~3分の入力時間で、予実管理に必要十分なデータを管理可能」としています。
また「稼働日数」まで考慮したうえで、進捗把握を精密に実現。「ヨミ」のような一般的な管理項目に加えて、「稼働日数」という独自概念まで組み入れています。予実進捗を精密に把握し、解釈の余地を無くすことにより、すぐに施策の議論に移ることが可能になります。
そして「見るべき情報が、見るべき順番に」表示される点にも注目です。一流ビジネスチームが積み上げたナレッジを参考に、「理解のしやすさ」まで考えて情報を網羅。データを様々な切り口から見ることにより、機会やリスクを効果的に発見することができます。
実際に「GRAPH」を導入したある医療法人では、各クリニックの売上状況から成約単価・成約率などの日次推移が簡単に見えるようになり、現場のKPIへの意識が大きく変化したといいます。
2000万円の資金調達を実施グラフ社は「GRAPH」サービスの正式ローンチに伴い、Coral Capitalおよび日本政策金融公庫から2,000万円の資金調達を実施。今回調達した資金は、プロダクト開発および機能拡充へ投資予定です。
Coral Capital創業パートナーCEOのJames Riney氏は「(グラフ社CEOの)藤田さんこそ営業組織のDXという大きなトレンドの『波』に乗る、最も優れた『サーファー』であり、このチャレンジを支援してご一緒できることを大変光栄に思います」と話しています。
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(文・Takeuchi)