食物アレルギーがある人は子どもを中心に増加傾向にあり、全国の13.9%の世帯が「食物アレルギーのある家族がいる」と回答したという調査結果も公表されているのだそう。そういた状況を受け、飲食店を始めとした事業者は、アレルギーを正しく把握し、顧客に対する適切な表示や説明を行うことが求められています。
こうした中、株式会社CAN EAT(以下、CAN EAT)は、スマートフォンで原材料ラベルを撮影して送るだけで食材やメニューのアレルギー情報を一元管理できる「アレルギー管理サービス」をスタートしました。
「アレルギー管理サービス」とは?「アレルギー管理サービス」は、CAN EATがこれまで提供してきた「アレルギー表作成代行サービス」を使いやすいアプリとしてリニューアルしたもの。
本サービスを使うと、「原材料ごとのアレルギー情報の判定」「メニューごとのアレルギー情報の表示」「特定のアレルギー物質を含むメニュー・含まないメニューの検索」の3つが可能になります。
まず、「原材料ごとのアレルギー情報の判定」は、スマートフォンで原材料ラベルを撮影して送信するだけ。OCRエンジンを活用した独自の自動アレルギー判定エンジンと専門家による目視のチェックを組み合わせた結果がアプリに届く仕組みです。また、必要に応じてメーカーへの確認も代行してもらえます。
「メニューごとのアレルギー情報の表示」では、アレルギー判定をした加工品や生鮮品の情報を組み合わせてメニューを登録。日替わり・週替わりメニューなども含め、すべてのメニューのアレルギー情報をまとめて管理し、必要なときに確認できます。
そして、特にマルチアレルギーの顧客に対し提供できるメニューを調べるのに便利なのが「特定のアレルギー物質を含むメニュー・含まないメニューの検索」。特定のアレルギー物質を含む、含まないメニューを検索することができます。
ミッションは「すべての人の食事をおいしく・楽しく・健康的にする」「アレルギー管理サービス」は、飲食店はもちろん、教育現場や保育現場、宿泊施設などさまざまな場所で利用されることが想定されています。
CAN EATは今後、アプリで登録したメニューごとのアレルギー情報を印刷・ダウンロードできる機能を実装予定。アレルギー一覧表を手元に用意して顧客からの問い合わせの際に一緒に確認したり、プライスカードやメニューカードに連携して転記ミスをなくしたりと、活用の幅がさらに広がることが期待されます。
PR TIMES
アレルギー管理サービス(株式会社CAN EAT)
(文・和泉ゆかり)