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保護動物の食費問題を解決するのは、狩猟された鹿!?

Techable 2021年10月27日 14時0分

動物に関する社会課題に向き合っている株式会社アニマルクエストは、2021年6月に保護動物などにギフトを贈ることができるアプリ「Animal Quest」をリリース。そしてこのたび、国産ジビエフードを販売するowners craftと提携し、同アプリ内でジビエフードのギフティングを開始しました。

両社は、殺処分をはじめとするペットの社会課題、猟と野生動物をとりまく社会課題の解決を目指す構えです。

動物にギフトを贈り、保護施設などを支援

国内では、1日に約90頭もの犬や猫の殺処分が行われているといいます。全国にはボランティアなどによる保護施設もありますが、経済的事情などにより持続可能性には課題がある状態のようです。

そんな課題の解決に貢献してくれそうなのが「Animal Quest」。同アプリは、写真・動画の閲覧やダウンロード機能、マイペット(お気に入り)機能などのSNS機能にギフティング機能を実装しています。

ギフティング機能では、フード・おやつ・トイレシートなどの消耗品の他、ワクチンなどの医療費、投げ銭などを贈ることが可能。また、里親マッチング機能も実装し、里親を募集している保護動物はホスト(アプリ内で動物を登録している事業者・団体)に申請することで譲渡されることもあるといいます。

鹿肉ジャーキーをギフティング

そんな「アニマルクエスト」で、無添加で高たんぱくな鹿肉ジャーキーのおやつのギフティングが可能となりました。一般ユーザーがアプリに登録されている保護犬・猫に対して、鹿肉ジャーキーのおやつをプレゼントすると、アニマルクエストから犬や猫のもとに発送されるという仕組みです。

今回の提携の背景には、猟における社会課題があるといいます。猟には自然を壊してしまう野生動物を狩るという目的があり、狩った野生動物の肉は違う生物にとって栄養価の高い食料です。しかし、猟師の高齢化や解体所不足などにより、狩猟された一部または全部がそのまま廃棄されてしまうという現実が……。

このたびの両社の提携により、野生動物の命を無駄なく活用し、「Animal Quest」を通じて次の命に届けることで、保護動物、猟と野生動物における社会課題の解決につながることを期待したいと思います。

PR TIMES(1)(2)

(文・Higuchi)

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