株式会社amulapo(アミュラポ)は、体験型宇宙エンターテインメントのサービス化を推進中。そのなかで、「バーチャル宇宙飛行士体験」というコンテンツを制作しています。この「バーチャル宇宙飛行士体験」のコンテンツのひとつ「ARを用いた月面宇宙飛行士体験」は、夜の鳥取砂丘を月面に見立て、さまざまなミッションに挑戦するというもの。
過去の実証実験では即日完売したという宇宙飛行士体験がこのたび、一般向けにリリースされるにあたり、18歳以上を対象として11月日程の先行予約を開始しました。
月面ミッションに挑戦!今回一般向けにリリースされるのは、「月面極地探査実験A」という宇宙飛行士体験。1969年のアポロ11号が人類で初めて月面の着陸に成功した時代から、2050年の月面都市ができる時代までを宇宙飛行士の目線で体験できます。
参加者は、まるで月面の世界のような夜の鳥取砂丘を舞台に、スマートグラス「NrealLight」などを活用して月面開発に関わるミッションに挑戦。月面に見立てられたエリアにて、電力・水・建築資源などの探査に従事します。月面エリアには、アポロの足跡や月面都市開発予定地などもあり、月面開発予定地には、VR空間に3Dアートを描くアーティスト・せきぐち あいみさんによる近未来の月面都市が映し出されるようです。
申し込みは、1名または2名の個人、もしくは1度に4名までのグループで特設サイトから。
「バーチャル宇宙飛行士選抜試験」も開発中同社が開発する「バーチャル宇宙飛行士体験」のコンテンツには、「バーチャル宇宙飛行士選抜試験」というものもあります。これは、宇宙飛行士になるための能力をはかる試験で、茨城県つくば市で体験できるといいます。現在は、全国から参加可能なオンライン版も展開中で、11月21日(日)に初級と中級の試験を実施予定。
同コンテンツでは、バーチャルISSを舞台に、船外活動・船内実験・宇宙食など、より実践に近い内容の試験を体験し、それぞれの試験を通して自身の宇宙飛行士への適性を測定します。なお、対象は小学校3~6年生で、オンライン版は大人も体験できるようです。
この「バーチャル宇宙飛行士選抜試験」と、今回先行予約を開始した「ARを用いた月面宇宙飛行士体験」は、「バーチャル宇宙飛行士体験」の核となるもので、同社は「バーチャル宇宙飛行士体験」のサービス化に向け2021年3月にクラウドファンディングを実施。300万円以上を調達し、その開発を加速させています。
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(文・Higuchi)