株式会社ジクウは、アバターを使ってリアルなバーチャル展示会を実現できるサービス「ZIKU」の提供を11月1日より開始すると発表しました。
リアルな展示会のように来場者が歩き回れるコロナ禍のなかで、「オンラインで人と人が出会う」ことは普通になりつつあります。しかし実際の展示会のようなイベントでは、双方向のコミュニケーションや来場者が回遊することによって生まれる、偶然の出会いと新しい情報の発見があったことも事実。結果として、オンライン上で完結するイベントでは「リードの獲得につながりにくい」と考える企業が出始めているようです。
このような課題に対して「ZIKU」では、3Dのバーチャル空間の中を、従来の展示会のように来場者が自由に歩き回ることができるように。その中で新しい企業を発見したり、企業の説明員と音声で会話することが可能になりました。
3Dのバーチャル空間は事前に用意されているため、面倒なCG制作などは不要。専門家による作業を伴わずとも、簡単に3Dのバーチャルイベントを開催することができるのが特徴です。企業の中には「新しい形式のオンラインイベントを開催したい」と考える一方で、準備に大きな工数がかかることに懸念を持つ場合もありましたが、そのような心配はなくなります。
ジクウの担当者は「遠距離を移動することなく、時間と空間を超えた新しいビジネスイベント体験を実現します」と話しています。
来場者がワンクリックで出展者に話しかけが可能「ZIKU」ではアバターを利用して展示会場内を歩けるので、実際に展示会場にいるかのような臨場感が体験できます。アバターの自由な操作性で、来場者はストレスなく、多くのブースを訪問可能。新鮮な体験で来場者を飽きさせず、滞在時間や回遊率の向上も期待できます。
最大の特徴は「音声による話しかけが可能」ということ。アバターがあるので、音声会話でも違和感なくリアルイベントのように会話ができます。
出展社の担当者は、リアルタイムに各来場者の属性や行動履歴等を確認しながら、効率的かつ効果的な話しかけが可能。一方で来場者もブースに入ったあとは、ワンクリックで音声やテキストチャットで出展社に話しかけができるといいます。
ジクウは「今後数年で日本のバーチャルイベント市場ではトップシェアをとり(中略)大規模展示会が開催されている海外に向けての事業展開を目指しております」とコメントしました。
PR TIMES
(文・Takeuchi)