SoVeC株式会社は、11月1日から11月30日まで開催されるARイベント「虎次郎と日本に来たモネ」にて、ARアートコンテンツを提供することを発表。Visual Positioning Service(VPS)技術を活用したアプリ「XR CHANNEL」により、大原美術館の代表名画を手が届くような距離で体験できます。
《睡蓮》がARで浮かび上がる「虎次郎と日本に来たモネ」は、JR西日本とKDDIがJR大阪駅、京都駅、三ノ宮駅の各駅前広場にて開催するARイベント。日常空間に AR を表示させるアプリ「XR CHANNEL」をダウンロードし、指定された場所にスマートフォンをかざすと、日本初の西洋美術館として知られる岡山県・大原美術館の3Dコンテンツが目の前に映し出されます。同イベントの見どころは、大原美術館の代表作品でもあるクロード・モネの《睡蓮》が高精細でダイナミックなARで浮かび上がるという点。
また、《睡蓮》以外にも、世界中から収集された大原美術館の作品を楽しむことができるほか、同美術館の成り立ちにまつわるストーリーも鑑賞できるとのこと。ストーリーは3章で構成されており、場面展開していく映像の移り変わりも楽しめそうです。
町の風景とARコンテンツが連携今回のARイベントで活用される「XR CHANNEL」は、SoVeCとKDDIが共同開発したスマートフォンアプリ。町の奥⾏きを認識するVPS技術を活⽤し、 スマートフォンやスマートグラスに搭載されたカメラ越しの画像から向きや方位などの高精度な位置情報を特定することができます。
このVPS技術とAR技術を組み合わせることで、日常の空間に、デジタル看板・ナビゲーション・エンターテインメント・アート・教育など臨場感あるコンテンツを表示可能。「XR CHANNEL」はこれまで、恐竜やねぶた、スヌーピーなど多岐にわたるジャンルのコンテンツを提供してきました。
今回はアート作品が中心となりますが、今後どのようなコンテンツを提供していくのか注目です。
PR TIMES
虎次郎と日本に来たモネ
(文・Takeuchi)