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アメリカでUberしたら、テスラのEVが迎えにくる!? HertzとUberのタッグに注目

Techable 2021年11月1日 8時0分

テスラ車10万台の発注で話題となったHertzですが、10月27日(現地時間)にはさっそくUberが同社とのパートナーシップ締結を発表しています。

Uberは、HertzのEVレンタルプログラムを介して、2023年までに最大5万台のテスラ車をドライバーに貸し出せる体制に。同社は2016年よりHertzと連携し、車を所有していないドライバーに向けてレンタカーオプションを提供しています。

ライドシェアプラットフォームへの大規模なEV導入は、Uberが目標として掲げる“2040年までの完全ゼロエミッション”を達成するための重要戦略となりそうです。

ライドシェアドライバーのEV利用を促進

運転時間と距離が長いライドシェアドライバーがEVを利用すると、温室効果ガス排出の削減は平均的な自動車所有者の3~4倍にもなるとのことです。

また、EV体験や街でテスラ車を見かけること含め、消費者がEVへの接触頻度が増すのも大きなメリット。次の買い替えではEVを検討している消費者(Hertzのプレスリリースによれば、アメリカの消費者の40%に相当)の背中を押すことにつながります。

テスラ車レンタルは週約3万8000円

環境にとってプラスなだけでなく、ドライバーにとってのメリットもきちんと用意されています。「グリーン・フューチャー・プログラム」により、ドライバーはEVを利用することで、1行脚あたり1ドル(年間4000ドルまで)のインセンティブが得られます。

テスラ車のレンタル費用は週334ドル(約3万8000円)からスタートし、プログラムが進行するにつれて週299ドル(約3万4000円)以下にまで引き下がる予定です。

Uberドライバーは11月1日よりテスラ車がレンタル可能に。まずはロサンゼルス、サンフランシスコ、サンディエゴ、ワシントンDCから始まる同プログラムは、その後数週間で全米に展開されます。

参照元:Your Tesla is arriving now/ Uber Newsroom
Hertz Invests in Largest Electric Vehicle Rental Fleet and Partners with Seven-Time Super Bowl Champion Tom Brady to Headline New Campaign/ Hertz

(文・山田洋路)

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