株式会社Avirity Informationは、絵本を読みながら読解力や思考力、伝える力を育む対話型教育アプリ「KIKASETE(きかせて)」(2021年7月に「maria@home」より名称変更)を提供しています。
そしてこのたび、同サービスが株式会社パパスマイル主催「BabyTech® Award Japan 2021」の「学びと遊び」部門において優秀賞を受賞したことを発表しました。
絵本の読み上げと内容に沿った質問「KIKASETE」は、昔話・童話、独自で監修したオリジナル絵本100冊以上の中から、子どもに合った絵本を毎日レコメンドし、キャラクターが2回読み上げるアプリ。読み上げる際にあえて抑揚をつけず、聞き手の想像力・思考力を引き出すのが特徴的です。なお、キャラクターの目線や表情は豊かになるよう設定されています。
1回目を読み終わると、キャラクターがなぞなぞを出題。なぞなぞは、絵本の内容に沿って「社会」「算数」「国語」「理科」の観点から設計し、子どもの興味関心を刺激するものになっているようです。
2回目では、絵本の随所でより内容を掘り下げた質問を投げかけます。考えるきっかけを与える「シンクボタン」と伝える力を養う「スピーチ機能」で、子どもの想像力・感受性・推論性などの考える力と、考えや意見を相手に伝える力を育むということです。
そして、同じ絵本を繰り返し読むことで内容の理解を深めると同時に、1つの物事を違う視点から考える力も育成。自分の中に生まれた考えや意見などを保護者などに伝えることで知識と思考力が定着しやすくなるといいます。
「BabyTech® Award Japan 2021」についてこのたび、「KIKASETE」が優秀賞を受賞したのは、ベビーテック市場の優れた商品を表彰する「BabyTech® Award Japan 2021」。未就学児の子どもとその保護者をはじめ、妊娠前中や出産後の女性とそのパートナーなどをユーザーとするプロダクトを対象としたアワードです。
「KIKASETE」は、「学びと遊び」部門での優秀賞受賞となりました。審査委員は、「絵本を『考えて伝える力』を伸ばす場としてアプリ制作をしたことは非常に独自性がある。アプリとの対話が可能であることも、相手の気持ちを考えて行動することを助長する(一部抜粋)」などと評価しています。
ちなみに、同アワードには、学びと遊び部門の他、授乳と食事、安全対策と見守り、保育ICTなど9つの部門と特別賞が設けられ、それぞれ革新的なプロダクトが表彰されていました。
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株式会社Avirity Information
「BabyTech® Award Japan 2021」
(文・Higuchi)