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スマホからアップした保険証券を数秒でデータ化! イーデザイン損保の「&e(アンディー)」にAI-OCR導入

Techable 2021年11月20日 11時0分

東京海上グループのイーデザイン損害保険株式会社は、2021年11月18日より最新テクノロジーを活用した新自動車保険「&e(アンディー)」の提供を開始しました。

この「&e」には、株式会社シナモン(以下、シナモンAI)のAI-OCR「Flax Scanner(フラックス・スキャナー)」を採用。アップロードされた保険証券をAIが読み取り、データ化することでスムーズな保険の切り替え手続きをサポートし、新たな顧客体験を創出します。

AI-OCRを採用した「&e」

「&e」は、契約後数日で契約者のもとにセンサーを届け、車に取り付けたセンサーと専用アプリを連携させてカーライフをサポートする新しい自動車保険です。例えば、急ブレーキなどをセンサーが自動検知し、アプリが運転をスコア化することで運転傾向を可視化したり、センサーが事故(衝撃)を自動検知し、1タップでスムーズに事故連絡ができたりと、テクノロジーを駆使したサービスを展開中。

また、家族や友達と一緒に安全運転にチャレンジする機能や、安全な運転のためのヒントが詰まった”運転テーマ”を意識できると「ハート」が届き、ハートを貯めるとコーヒーなどの商品に交換できる仕組みなどもあり、安全運転への意識向上を促します。

そんな「&e」のサービスのうち、最短60秒での保険料試算完了などの手続きをスマートフォンで完結するために採用されたのが、シナモンAIのAI-OCR「Flax Scanner」。スマートフォンからアップロードされた保険証券を平均5秒未満で読み取ります(AI-OCRモデル内での処理スピード)。

シナモンAIのサービスと事業展開

AI-OCR「Flax Scanner」の最大の特徴は、フォーマットが異なる書類でも、事前の設定作業なしでスキャンするだけで自動読み取りができること。保険証券の他、発注書、納品書、本人確認書類などに対応しています。また、自然言語処理技術を応用し、書中の重要論点抽出や帳票の分類も可能です。

この技術は、シナモンAIが継続してきた非構造化データの認識・活用に関する技術開発の成果だといいます。また、直近では、帳票や文書からの情報抽出技術にクエスチョン・アンサリング・アプローチを適用し、新しいネットワーク構造を考案。これにより、精度向上と従来比2~5倍の処理速度向上を実現しています。なお、これらの実績は文書解析と認識に関する国際会議「ICDAR2021」にてBest Paper Awardを受賞しました。

シナモンAIは、「Flax Scanner」の他、音声認識と自然言語処理技術を組み合わせ、議事録などの文字起こしに加えTodo抽出処理など後続処理も実行できる「Rossa Voice」や、文書の意味を理解し、情報の抽出やテキストの分類、レコメンドなどを実行する自然言語処理エンジン「Aurora Clipper」といったAIサービスを提供しています。

さらに2021年1月には、株式会社ギークピクチュアズと共に、「アニメーション自動着色AI」を活用し、アニメ業界のDXを推進するプロジェクトを発足。その後、東映アニメーション株式会社もこのプロジェクトに参画しています(詳しくはTechable記事へ)。

PR TIMES
株式会社シナモン
イーデザイン損害保険株式会社

(文・Higuchi)

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