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“パラリアル”な街にコンビニやテレビ局などが初出展! 「バーチャルマーケット2021」情報公開

Techable 2021年11月25日 13時0分

株式会社HIKKYが手がける「バーチャルマーケット」は、「バーチャルリアリティマーケットイベントにおけるブースの最多数」および「1時間でTwitterに投稿されたアバターの写真の最多数」としてギネス世界記録™に認定されているVRイベント。世界中から100万人以上を動員するなど、メタバースでのイベントの代表格と言えるでしょう。

そして2021年12月4日~19日に「バーチャルマーケット2021」を開催予定。これに先がけ、会場と出展企業第1弾を発表しました。

企業ブースの舞台はパラリアルな街

「バーチャルマーケット2021」のテーマは「メタバース・シティ」。現実世界の渋谷と秋葉原を精巧に再現したパラリアルな2つの街を舞台に、デジタル商品やリアル商品の売買、映画鑑賞、ライブへの参加などさまざまな体験を提供します。

パラリアルとは、パラレルワールドとリアルを合わせた造語で、リアルとメタバースに並行して存在するという意味。今回展開される「パラリアル渋谷」と「パラリアル秋葉原」では、天気が現実世界とリンクしたり、リアルとメタバース両方の街のプチ情報がポップアップで浮かび上がる空間タイムラインが設置されたりと、双方の世界の融合を実現しています。また、来場者の増加に応じて伸びるビルなど、インタラクティブな仕掛けもあるようです。

初出展企業の紹介!

そんな「バーチャルマーケット2021」に初出展するのが、株式会社ローソン、SMBC日興証券株式会社、株式会社テレビ朝日など。各社多様なバーチャルならではのコンテンツを展開します。

ローソンは、パラリアル秋葉原に設置されたバーチャル店舗で、素材とケーキを組み合わせて作る「オリジナルクリスマスケーキ」の制作や、その場で撮影した写真でオリジナルパッケージにできる「オリジナルからあげクン」制作、セルフマシンでいれたコーヒーをバーチャル空間で持ち運ぶことができる体験などを提供予定。

SMBC日興証券は、パラリアル渋谷にて、リーマンショックやアベノミクスなどの相場変動を疑似体験できる「株価連動ジェットコースター」や証券アナリストなどの専門家と直接話ができる「バーチャル座談会」などを展開します。株価連動ジェットコースターは最大4名で同時乗車可能で、走行中に当時の株価の変動と関連した金融・経済トピックが目の前に現れるアトラクションのようです。

テレビ朝日は、パラリアル渋谷に2階建てのブースを設置。1階ではバラエティ番組「お願い!ランキング」の世界観を再現し、2階では人気4番組のリアルグッズ販売やテレビ朝日スタッフによるバーチャル接客などを行うとのことです。

出展実績のある企業も続々参戦!

もちろん、これまで「バーチャルマーケット」に出展してきた企業も名乗りを上げています。

例えば、今回で3度目の出展となる株式会社ビームスは、初のオリジナルアバターの販売の他、「ちびまる子ちゃん」「オッドタクシー」「The Wonderful! design works.」のリアル商品と3Dモデル商品を展開。加えて、Netflix映画「浅草キッド」とコラボした2Fエリアでは「バーチャル浅草」を構築するようです。

また、株式会社大丸松坂屋百貨店も出展を決定。パラリアル渋谷に構築するバーチャル大丸・松坂屋にて、食品3Dモデルやカタログを展示し、年末年始の食卓を彩る“ごちそうグルメ“2700点以上を販売します。ブース内では、100人以上が集う「メタバース宴会」も開催されるようです。なお、初の試みとして、スマートフォンからもアプリレスで入場可能なクラウド会場もオープンするとのこと。

この他、新作のエアソフトガンの展示や試射ができるシューティングレンジを展開する株式会社東京マルイや、「シノビマスター 閃乱カグラ NEW LINK」の世界観のブースでゲームなどを提供する株式会社マーベラスなど、40社以上の出展が決定しています。

なお、これまでの「バーチャルマーケット」に関するTechable(テッカブル)記事はこちらからどうぞ。

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(文・Higuchi)

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