東日本旅客鉄道株式会社(以下、JR東日本)は、Crown Technology Holdings(以下、Crown社)と連携。同社が開発したロボバリスタ「Ella(エラ)」を活用した、新たなコーヒーサービスのテストマーケティングを12月8日(水)より開始します。
バリスタが行う一連の作業を無人化JR東日本は「交通の拠点」から「暮らしのプラットフォーム」へと転換する「Beyond Stations 構想」を推進中。今回の取り組みもその一つです。
Crown社が開発したロボバリスタEllaは、バリスタが行う一連の作業を無人化。搭載されたロボットアームにより、全自動で良質なコーヒーを提供します。Ella心臓部に搭載するコーヒーマシンはデロンギ社の業務用マシンを採用。日本の消費者の好みに合わせた味の調整が行われており、コーヒーだけではなく、滑らかな泡立ちが特徴的なカプチーノなどミルクを使ったメニューも選ぶことが可能です。
ロボバリスタEllaは、専用のアプリケーション(12月8日リリース予定)をダウンロードして行うモバイルオーダー(クレジットカード決済)か、現地のタッチパネルで直接オーダーするタッチオーダー(Suicaなど交通系電子マネー決済)にて利用可能。ちなみに専用アプリケーションを使った場合は、特別価格で簡単に注文できるそうです。
テストマーケティングの内容今回のテストマーケティングは、株式会社JR東日本クロスステーションと連携し、2021年12月8日(水)〜2022年2月28日(月)の間、東京駅地下・銀の鈴広場とJR横浜駅中央北改札内・JRE MALL Cafeにて実施。
駅や鉄道の利用客に対し、コーヒーのモバイルオーダーによる新感覚の顧客体験の提供と、コロナ禍で変化したエキナカコーヒーの新たな需要を調査するほか、東京駅銀の鈴広場には完全自動でスタンドアローン型のElla X、横浜駅JRE MALL Cafeにはインテグレーション型のElla Yを導入し、飲食店経営の省人化効果について検証します。
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(文・和泉ゆかり)