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マリオットがついにNFT参入! 新進気鋭のアーティストと“旅”をテーマにコラボ

Techable 2021年12月8日 9時0分

世界最大級のホテルプログラムであるマリオットボンヴォイ(Marriott Bonvoy)は、新進気鋭のデジタルアーティストTXREK、JVY、Erick Nicolayと協力して、3つのNFT(非代替性トークン)を作成したと発表しました。

アーティストの旅行体験をデジタルアートに

マリオットボンヴォイは、独自のNFTを作成する最初のホスピタリティブランドとして、12月4日(土)にアートバーゼルマイアミビーチ2021でデジタルアートを発表。

NFTは、ブロックチェーン上で取引できるユニークなデジタルコレクション(収集品)。近頃よく耳にするようになった、メタバースを実現するための「鍵」と呼ばれることもあるそうです。今回、マリオットボンヴォイのために作成された3つのNFTは、TXREK、JVY、Erick Nicolayらアーティスト自身のユニークな旅行体験を表現しています。

仮想世界での旅行を盛り上げる

Travel has the power to shift our perspectives in the physical world. So we teamed up with artists in the@fazeclan community to explore the transformative power of travel in the virtual world. Our first
Marriott Bonvoy NFT collection just dropped at@ArtBasel. #TravelMakesUs🎇 pic.twitter.com/OGg4nLS3Zg

— Marriott Bonvoy (@MarriottBonvoy) December 5, 2021

例えば、TXREK(Tarek Em)によって作成されたNFTの「MΞMORIED」には、マリオットボンヴォイの旅の道がプログラムとして組み込まれており、マリオットボンヴォイに含まれる約7,900ものホテルに宿泊しているかのような感覚を得られるようです。

JVY(Jared Jay Richardson)の「Emotional Journey」は、旅行中のさまざまな感情の発生をヒントにデザインされたもの。現実から逃れてインスピレーションを求める旅、好奇心を満たすための旅、そんな時の感情の揺れをNFTに込めたようです。

そして、Erick Nicolayの「EXPERIENTIALIN BETWEEN」は、マリオットボンヴォイを最終目的地として、旅行の中で得られる優雅な体験と風光明媚な探検の間の二重性を探求します。このデジタルアートは、3Dシュールレアリスム描写を用いてデザインされたとのこと。

マリオットインターナショナルのポートフォリオマーケティング担当シニアバイスプレジデントであるBrian Povinelli氏は「私たちは、従来の方法にとらわれずに成功を掴むため、絶えずチャンスを模索しています。NFTといったデジタルグッズの分野に参入することで、素晴らしい才能を持つアーティストのコミュニティをサポートしながら、仮想世界での旅行というムーブメントを盛り上げたいと考えています」とコメントしました。

Marriott Bonvoy Logs Into The Metaverse With Debut Of Travel-Inspired NFTs

(文・Takeuchi)

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