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ファッションブランド「KoH T」、天王星モチーフのバーチャルスニーカーをNFTで

Techable 2021年12月8日 14時0分

ファッションブランド「KoH T」は、ブランド初となるNFTを発表。天王星をモチーフにしたバーチャルスニーカー「URANUS 07」を、Suishow株式会社が運営するNFTマーケットプレイス「MetaMart」に出品しました。

天王星モチーフのスニーカー

ニューヨークや東京でコレクションを発表するKoH T。これまでヘルシンキファッションウィークでの3Dデジタルショーや、ミラノファッションウィークでXR技術を使用したショーを行うなど、伝統技術を現代ファッションに融合したデザインに挑戦してきました。

そんなKoH Tが新たに挑戦するのは、メタバースにおける新たなマーケットの創出。今回、メタバースで着用することができるバーチャルスニーカー「URANUS 07」を発表しました。

URANUS 07は、ガスと氷の惑星「天王星」をモチーフにしています。ヒール部分の自転軸が極端に傾いた青く光る天王星のデザインが特徴で、ソールは流れるような流体フォルム。浮遊するガスが流体系に流れるような雰囲気を醸し出しています。ボディーの外側にはドーム状のプラチナ(白金)が装着され、天王星の惑星記号のロゴを刻印で示します。

NFTで展開するファッション

メタバース空間において、より一層の活用が期待されているNFTと、サスティナブルなクリエイションを行うファッションブランドのコラボは非常に先進的な試みと言えるでしょう。ファッションブランド・NFT・メタバースという掛け合わせで生まれる新たな領域での取り組みです。

NFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)とはブロックチェーン技術を利用する所有証明書付きのデジタルデータのこと。複製が容易に行われていたデジタルデータですが、NFT技術の登場により「オリジナルの証明」が可能になります。

今回の事例は「スニーカー」。数量限定のプレミア品に高値が付くような靴の世界を、NFT技術を通してデジタルに移行する試みに今後も注目です。

PR TIMES

(文・川合裕之)

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