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ロボットが現場監督に!?“リモート施工管理”で実現する生産性向上と働き方改革

Techable 2021年12月20日 13時0分

深刻な人手不足問題を抱えていると言われて久しい建設業界。

各社でさまざまな取り組みが進められるなか、この度、株式会社エス・ビルド(以下、エス・ビルド)は、株式会社log build(以下、log build)の施工管理ロボット「Log Kun(ログくん)」を導入し、遠隔で工事現場を管理する“リモート施工管理”を開始。

1人あたりの生産性向上や移動時間の削減、コロナ禍での感染対策など新しい働き方の実現が期待されます。

「Log Kun」で実現する“リモート施工管理”

「Log Kun」はスマートフォンやiPad、パソコンから操作できるため、場所に縛られず工事現場を管理することが可能。これまで現場監督が直接工事現場へ赴き、行っていた職人への指示出しを、音声通話や書き込みを通じてリアルタイムですることができます。

同時進行で複数の現場を確認できるのも、“リモート施工管理”ならではでしょう。

「Log Kun」の導入によって、生産性の向上や、1人あたりの管理物件数の増加などが期待できそうです。エス・ビルドは今後、1人あたりの移動時間を最大2〜3時間削減、管理物件数を5件ほど増加できるよう目指すとしています。

注目の建設テック、log build

「Log Kun」を提供しているlog buildは、あらゆる建設業態においてリモート施工管理を実現するためのサービスを開発している建設テック。

今回紹介した「Log Kun」のほか、建設現場をVR空間化するアプリ「Log Walk(ログウォーク)」とリモート現場立ち合いに特化したアプリ「Log Meet(ログミート)」の3つのソリューションから構成される「Log System(ログシステム)」を展開中です。

11月には、プレシリーズAでGMFホールディングスや株式会社Monozukuri Ventures、株式会社ヨシックスキャピタルなどを引受先・融資元とする総額約1億円の資金調達を実施するなど、今後の事業展開が注目されています。

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株式会社log build

(文・和泉ゆかり)

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