株式会社Luupは、マイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP」を展開中。小型電動アシスト自転車や電動キックボードを街なかにある“ポート”で借りて、目的地付近の“ポート”に返却するだけという手軽さが魅力のサービスです。
そんな「LUUP」の、マンション居住者専用サービス「LUUP for Residential」の提供がはじまりました。このサービスは、新築分譲マンションへの導入を想定しており、その第1弾として、三井不動産レジデンシャル株式会社が2022年春に販売開始予定の「パークホームズ浜松町」への導入を進めています。
居住者満足度と不動産価値の向上へ「LUUP for Residential」は、居住者専用エリアに設置されているポートにある電動キックボードを、アプリを通じてレンタルできるサービス。借りた電動キックボードは、街なかにあるポートに返却することも可能です。料金は、通常料金よりも割安に設定される見込みで、住居者は手軽に、お得に、スマートな移動を実現できるかもしれません。
なお利用するには、居住者であることと、アプリからの運転免許証登録、アプリでの走行ルールの確認テストの満点合格が条件となります。
現在、「LUUP」のポートは対象エリア内に高密度に展開しているため、目的地付近でポートを探すのは難しくないでしょう。このポートが自宅マンションエリア内にあることで、日々の移動をより便利にすることができ、仮に駅から遠い物件であっても、駅近のような感覚で移動ができるようになるなど、居住者満足度と不動産価値の向上が期待できるとのことです。
「LUUP」の歩みと見据える先同社は、2020年5月より都内主要6エリアの一部にて、小型電動アシスト自転車のシェアリングサービスを開始。以降、ポート増設や大阪進出など急速に事業を拡大してきました。
そして2021年4月、「新事業特例制度」を適用した実証実験として、都内約200ポートに電動キックボードを導入。翌5月には大阪2エリア(梅田/難波・天王寺)に、10月には京都府宇治市の京阪宇治駅および横浜市みなとみらい21地区にも、同制度を適用したうえで電動キックボードを導入しています。
同社は将来的に、電動アシスト自転車や電動キックボードの他、高齢者でも乗りやすい3輪のマイクロモビリティなども導入し、さまざまな人の移動ニーズに応えるサービスの実現を目指しています。Techable(テッカブル)では、同社代表の岡井大輝氏へのインタビューも含め、同社についての記事を複数公開していますので、興味のある方はこちらからどうぞ。
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(文・Higuchi)