ライブストリーミング配信プラットフォームTwitchの共同設立者であるJustin Kan氏は、ゲーム用NFTの新しいマーケットプレイス「Fractal」を立ち上げました。
ゲーム用NFTを円滑に取引可能にFractalは「The Sandbox」や「Aurory」「Syn City」など、現在仮想通貨業界で注目されているブロックチェーンゲームをパートナーとして、サービスを開始。
Fractalのユーザーは、パートナーゲームのNFTをスタジオから直接購入したり、他のプレイヤーから二次流通市場で購入したりすることができます。これらのゲームタイトルは、ゲーム内で合計数十億円にも上るNFTを商品化しているとのこと。
FractalはSolanaブロックチェーン上で稼働し、ユーザーは対応の仮想通貨ウォレットを接続することで、すぐにゲーム内アセットの取引を開始できるとのこと。Fractalに早く参加した報酬として、先着10万人のメンバーには、独自のNFTが贈られるといったプレゼントも用意されていたようです。
10日間でコミュニティは10万に成長そもそもNFTとは、ブロックチェーン上に保管されるデジタルアイテムの所有権を示す「記録」です。多くの新しいゲーム会社は、ゲーム内で使えるNFT(たとえば鎧や剣)をプレイヤーに事前販売することで、ゲームの開発資金を得るために収益を上げています。
Fractalは、そんな市場で取引を円滑化するための、ゲーム用NFTに特化したデジタルマーケットプレイスです。Justin Kan氏を含む、ゲームおよびEコマース業界の連続起業家などによって設立されました。
Justin Kan氏は、「プレイヤーはゲーム内のデジタル資産を個人で所有し、(ゲーム外も含めて)どこにでも持ち運ぶことができるようになります。NFTによるデジタル資産は、ゲームの未来です。私たちは、その未来を前進させるために、Solanaブロックチェーン上で最も革新的なゲーム会社と提携しています」とコメント。
同氏がFractalを発表してからは、わずか10日間で10万人以上のコミュニティメンバーがDiscordサーバーに参加し、Fractalは仮想通貨業界のなかで最も成長の早いコミュニティの1つとなったようです。
Twitch Co-Founder Launches Fractal, a New Marketplace for Gaming NFTs
(文・Takeuchi)