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oVice、バーチャル空間に本社・海外子会社設置。飛行機乗らずにオフィスの行き来可能に

Techable 2022年1月21日 7時0分

oVice株式会社は、日本本社および海外の各子会社のオフィスを、すべてバーチャル空間「oVice(オヴィス)」に設置したことを発表しました。

実際のオフィス移転と比べ、従業員数の増減などに合わせて自由にオフィスの面積を調整できるようになります。

コストを抑えた、柔軟性の高いオフィス移転

oViceは、オンライン上のコミュニケーションをスムーズに、楽しくすることを目指すサービス。Web上で自分のアバターを自由に動かし、相手のアバターに近づけることで簡単に話しかけることが可能です。バーチャルオフィスをはじめ、大学やイベントなどで活用されています。

このたび同社は、日本本社および海外の各子会社のオフィスをoViceに移転。

実際にオフィス移転を行うとなると、場所の選定やレイアウト決め、内装工事や引っ越しなど、資金と時間がかかりますが、バーチャル空間なら0円で移転可能です。

また、移転後も従業員の増減に合わせて、オフィスの面積を自由に調整することも可能。本社と各子会社をそれぞれビルとして分けることで、対応しやすくしています。

実際にどのような作りになっているのかというと、oVice株式会社のグローバルロビー上に、左から韓国の子会社、日本本社、ベトナム語話者対応用スペース、アメリカの子会社のビルを設置。訪問したいビルの「ここをクリック」ボタンを押すと、各ビルにアクセスできます。

複数のオフィスを抱える企業にメリット

Techableでは、過去にoVice株式会社代表のジョン・セーヒョン氏にインタビューを実施。同社のように、国内外に複数のオフィスを抱える多くの企業がoViceを導入していると語っていました。

バーチャル空間上だからこそ実現できる自由度の高いオフィス移転。複数のオフィスを持つ企業の参考になるのではないでしょうか。

PR TIMES

(文・和泉ゆかり)

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