株式会社幻冬舎は、NFTマーケットプレイス「Adam byGMO」にて、村上龍氏初のNFT作品「『キクとハシ、その後。』村上龍」の発売を発表しました。
オークション形式で1点販売!『キクとハシ、その後。』は、村上氏が野間文芸新人賞を受賞した長編小説『コインロッカー・ベイビーズ(1980年初版発行)』への思いを書き下ろした新作エッセイ。初版発行から42年、村上氏は今自身の名作をどう振り返るのか……。
同作品は、「Adam byGMO」にて1月22日(土)21時~29日(土)20時59分の期間、オークション形式で1点のみ販売します。オークション開始価格は100万円(税込)。イーサリアム(ETH)のほか日本円のクレジットカード決済および銀行振込での購入が可能です。
同NFTの所有者は、同エッセイの原稿を読むことができます(PDF/ePubファイル、約4100文字)。また、村上氏が執筆中の画面を一部収録したオリジナルムービー(mp4ファイル、57秒)も見られるとのことです。これらは、NFT購入後に「保有者限定コンテンツ」ボタンからデータをダウンロードできます。
なお、このNFTは「Adam byGMO」での二次流通も可能です。
「Adam byGMO」の特徴今回NFT作品を販売する「Adam byGMO」は、GMOフィナンシャルホールディングス株式会社の連結会社であるGMOアダム株式会社が運営するNFTマーケットプレイス。2021年12月に英語版の提供も開始し、海外からのNFT購入・出品がスムーズに実行できるという特徴があります。
また、多様な決済手段も魅力的。日本国内からの利用であれば、イーサリアムによる決済のほか、日本円でのクレジットカード・銀行振込も可能です。日本円に対応したことで、暗号資産に慣れていない人でも購入しやすいでしょう。なお、海外からはクレジットカード・イーサリアムでの購入となり、出品はイーサリアムでの受取のみとなっています。
そして「Adam byGMO」で購入したNFTコンテンツは、「Adam byGMO」内で二次販売が可能。二次販売による売り上げの一部は、NFTコンテンツの作者にロイヤリティとして還元される仕組みです。
今後は、認定代理店による審査を通過したクリエイター本人がアイテムを作成し出品できる「認定クリエイター機能」などの機能拡充を予定しているといいます。
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(文・Higuchi)