米国最大級のクラウドファンディングサイトINDIEGOGOでは、カーボンファイバー製電動サーフボード「XFoil」の応援購入を受け付けています。記事執筆時点で約70名のサポーターから約33万8000ドル(約3840万円)を集めており、目標額に対する達成率は1300%を超える人気ぶりです。
スチール製と比較して5倍の強度と1/5の軽さXFoilは、海・湖・川などで水上を滑走することができるカーボンファイバー製の電動サーフボードです。コンパクトで軽量、かつ高性能な同製品は、モーターボートに匹敵する速度に達することも可能。
カーボンファイバー製のため、スチール製と比較して5倍の強度と5分の1の軽さを誇ります。波を吸収しながらも、揚力を増加させ抵抗を最小限に抑えながら、快適性とコントロール性を同時に実現するとのこと。
また、超軽量のリチウムバッテリーを搭載。バッテリーはボードから簡単に取り外すことができ、ライディングスタイルや必要な航続距離に合わせて交換することが可能です。小型バッテリーは、1時間程度のセッションに最適とのこと。
ビギナーからエキスパートまで対応XFoilの特徴は、ビギナーでも簡単に学べるボードとして設計されているという点。販売会社は「ウォータースポーツのビギナーからエキスパートまで、XFoilは段階的にライディングの自信をつけることができます。 自分のペースで学び、心地よいと感じたときに次のライディングスタイルへと進んでください」とコメントしています。
具体的には、水面を走る「パワードサーフボード」から、水の上を走る「ハイドロフォイルボード」までさまざまなライディングスタイルで利用することが可能。
ボードの上に立ち、パドルを漕ぎながら水の上を進んでいくスタンドアップパドルボード(SUP)での利用も可能で、多種多様なスタイルでライディングを体験できます。電動モーターは、ユーザーが希望するライディングスタイルに合わせて柔軟に取り付けることができるそう。
また同製品には、最新のBluetooth、マグネット式タッチ感度、有機ELディスプレイを搭載するワイヤレスコントローラがセットとなっています。この防水コントローラは、データ測定、クルーズコントロール、アンチランナウェイなどの機能を提供します。
「XFoil Sport Package」は、記事執筆時点で4699ドル(約54万円)で入手可能。 出資は2月19日まで受け付け、発送は2022年8月頃を予定しています。
INDIEGOGO
(文・Takeuchi)