一般社団法人札幌観光協会は、2月5日に開幕を予定していた第72回さっぽろ雪まつりを、オンライン形式による無観客開催とすると発表しました。
「第72回さっぽろ雪まつり~オンラインさっぽろ雪まつり2022~」と題し、2月5日(土)~28日(月)の期間で開催。3DVRや過去会場の360°ビュー、DJライブなどオンラインならではのコンテンツでさっぽろ雪まつりや札幌の魅力を国内外に発信し、将来の誘客につなげるとともに札幌の冬の楽しみ方を提供することを目指します。
3DVR雪像、360°ビューで見る過去会場今回の注目コンテンツは、日本電信電話株式会社(NTT)が提供するXR空間プラットフォーム「NTT DOOR」内に再現される3DVR雪像。大通公園7丁目会場に作られる予定だったドイツ・ミュンヘン市のテアティナー教会の雪像が、バーチャル大通公園に出現します。
バーチャルならではの「パーティクルライブ」と呼ばれるVR演出によるショーを2月23日から配信するとともに、プレゼントが当たる「バーチャル迷路ゲーム」や地元アーティストのライブ配信なども展開予定です。
また、70年を超える雪まつりの歴史を振り返る「さっぽろ雪まつり 大歴史展(2月5日~28日)」も要チェック。2018年~2020年の大通会場の映像を360°ビューで視聴できるため、実際に行けなかった人も臨場感とともに過去の雪まつりを体験できるでしょう。
ほかにも、雪まつりや冬の札幌の歴史を紹介する短編動画や高さ約10mを超える大雪像一覧、第63回(2014年)から登場した大雪像へのプロジェクションマッピング動画なども視聴可能です。
エンタメや参加型企画もそして見逃せないのがエンタメ企画と参加型企画でしょう。
2月12日17時より、日本を代表するDJ・プロデューサー Rinalyさんによるライブ中継を、18日21時からは世界最高峰のDJのひとりFrancois Kによる録画動画を配信。ゲストコメンテーターとして、元UNDERWORLDのDarren Emersonが登場するようです。
また、北海道を応援するキャラクター「雪ミク(初音ミク)」の制作リポートと「SNOW MIKU 2022 オンラインライトアップショー」も動画配信されます。
参加型企画としては、「さっぽろ雪フォトまつり2022」を開催。「雪と触れ合う楽しさ」をテーマとした写真を2月1日~23日の期間で募集します。応募部門は、雪像・雪だるま部門(#スノーオブジェ)、雪景色部門(#スノービュー)、雪と人部門(#スノーピープル)の3部門。Instagram、Twitter、Webサイトから応募可能です。
このほか、地域ブランド「札幌スタイル」と連携したオンラインでの工房見学やワークショップ、冬の札幌を楽しむアクティビティやイベントの紹介などもあります。
PR TIMES
「オンラインさっぽろ雪まつり2022」特設サイト
(文・Higuchi)