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ブラウザ上からワイプ付きの説明動画を簡単作成! 「Quden」が正式ローンチ&資金調達

Techable 2022年2月8日 8時0分

株式会社ジパンク(以下、ジパンク)は、ビデオメッセージで顧客対応などを効率化する「Quden(クデン)」のβ版を2021年9月にリリース。以降、ユーザーフィードバックをもとにブラッシュアップを続け、11月に新機能追加を発表しました。

そしてこのたび、従来のフリープランに加えて機能を拡張したチームプラン(有料)を提供する正式版をローンチ。同時に、One Capitalより5000万円の資金調達を実施しました。

Chromeの拡張機能で簡単に動画作成

「Quden」は、資料などを表示したPC画面と話者の映像を組み合わせた動画をブラウザ上から作成・共有できるサービス。顧客対応や社内コミュニケーションの際に、画面を見せながら口頭で補足することで、よりわかりやすく情報を伝えることができるでしょう。

動画作成には、ブラウザから専用のGoogle Chrome拡張機能を起動し、画面を選んで話者の映像を録画をするだけ。話者が映るワイプは位置・サイズなどをカスタマイズ可能です。

録画完了と同時に発行されるURLで共有も簡単。URLのプライベート・グローバル切替やメールアドレスを使った個別追加など共有相手に合わせた柔軟な設定ができるのも特徴です。なお、作成した動画はNotion上で視聴することもできます。

従来のフリープランでは、10分の動画作成ができ、動画の構成がわかりやすいチャプター機能やチャットに通知確認が届くSlack連携などを提供。今回のチームプランでは、フリープランの機能に加え背景ぼかしや優先サポートなどを提供します(動画の時間は無制限)。

情報伝達の効率化、多様な働き方の実現へ

「Quden」の活用シーンはさまざま。たとえば、カスタマーサポートなどでは、直感的に課題を解決できるでしょう。また、チームマネージャーによるメンバーへのフィードバックなどでは、“リアルタイム”につながらなくても伝えたいことをわかりやすく伝えられるのではないでしょうか。

ジパンク代表取締役CEOの兵藤佑哉氏は、「Quden」を活用することで業務の中断を招く同期的(≒リアルタイム)なコミュニケーションを減らし、異なる時間帯や場所で働くメンバーとの協働がよりスムースになると考えているといいます。

そんな同社がこのたび、One Capitalからシードラウンドで5000万円を調達。これにより、プロダクト開発体制の強化やユースケース・事例などのコンテンツ制作、PLG(Product-Led Growth)モデルの実践を通じたグロースサイクルの確立を目指し、採用活動にも注力するとのことです。

PR TIMES(1)(2)(3)
「Quden」サービスサイト

(文・Higuchi)

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