JCOM株式会社(以下、J:COM)は、専用ディスプレイにアート作品を配信するサービス「Smart Art Frame」を3月1日(火)より提供開始します。同サービスは、東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県の法人を対象にサブスクにて展開予定です。
シーンに合わせたアートをプレイリストで同サービスでは、世界の名画や現代アート、風景写真などをアート専用ディスプレイにて配信。オフィスや病院、飲食店など利用シーンに合わせたアートを配信します。
専用ディスプレイ(4K)は、広い色域(色の範囲)かつ低反射という特徴により、絵画や写真の質感まで伝わる優れた再現性を実現。極薄パネルの49インチ(月額:税込3万800円)と額装仕上げの32インチ(月額:税込2万2000円)を用意しています。
また、充実のプレイリストも特徴。空間演出に特化したものでは、美術館を歩いたり春を感じたりするものがあり、導入施設別には「オフィスBEST」「介護施設BEST」などのリストがあります。加えて、感性科学を研究する慶応義塾大学 川畑秀明教授監修のもと、静寂・安心・躍動・郷愁など感性に訴えかけるようなリストも実装しているようです。
これらのプレイリストは、スマホの専用アプリで変更可能。また、スケジュール設定では、電源のON・OFFや時間帯に応じたプレイリストを選択できます。ちなみに、アート作品の間にPDFを表示できるので、施設案内などを掲示するのもいいでしょう。
プロが選ぶ有名絵画・現代アートなどを配信では、配信されるアートを一部紹介します。
まず、『美術手帖』を発行するカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社CCCアートラボがセレクトした世界の名画を多数配信。ダヴィンチ、ムンク、ゴッホ、モネなど著名画家の作品がラインナップされています。
次に、株式会社The Chain Museum運営のアート・コミュニケーションプラットフォーム「ArtSticker」が厳選した現代アート。著名アーティストから注目の若手アーティストの作品まで幅広く配信されるようです。
そして、日本の四季や古都、世界の景色、懐かしい風景などを集めた風景写真も必見。まだ訪れたことのない場所や昔を思い出す風景などを眺めることで、さまざまな感情を呼び起こすことができるかもしれません。
川畑秀明教授によると、アートが心身に与える効果の研究は世界中で行われており、リラックス・集中力・創造力などへの影響が実証されつつあるといいます。そして「オフィスや病院などさまざまな場面でアートが活用されることを願っています」とコメントしました。
PR TIMES
「Smart Art Frame」Webサイト
(文・Higuchi)