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リアルな漁を覗き見! 秋田の漁師による船上ライブコマース、視聴者参加型の“疑似せり体験”も

Techable 2022年2月14日 14時0分

漁業の現場では、魚価の低迷が課題となっているようです。そこで秋田県の漁師は、消費者に漁業のリアルを伝え、その価値について考えてもらおうと“船上ライブコマース”を発案。これに呼応した秋田県庁が補助金を支給し、ライブコマース開催が決定しました。

企画・運営を担うのは、生産者と消費者をつなぐ産直アプリ「ポケットマルシェ」を展開する株式会社ポケットマルシェ。同社がこれまで展開してきたライブコマース「ポケマルライブ」のひとつの企画として「ポケマルライブ in 日本海」を開催します。

リアルな漁を見て、獲れた食材を買える

「ポケマルライブ in 日本海」では、漁の様子を船上からライブ配信し、獲れた魚介類をライブコマース形式でリアルタイムに紹介・販売します。ライブ配信中に「ポケットマルシェ」を通じて購入した魚介類は、関東圏であれば最速24時間後に届くため、鮮度抜群の食材を楽しめるでしょう。

また、チャット機能を活用して漁師と視聴者が直接コミュニケーションを取る“疑似せり体験”にも注目。漁業のリアルな現場を見た視聴者が食材の価格を考えるという企画です。

ライブ配信のため、どのくらいの漁獲量となるかはわかりませんが、「獲れるかな……」という緊張感も楽しみのひとつかもしれません。

「ポケマルライブ in 日本海」は、2月20日(日)13:00~14:00と3月6日(日)13:00~14:00の2回実施予定。「ポケットマルシェ」公式のFacebook、YouTube、Twitterにて同時配信されます。

「ポケットマルシェ」と「ポケマルライブ」

同社が展開する「ポケットマルシェ」は、登録した農家・漁師と直接やりとりをしながら旬の食材を購入できるプラットフォーム。

果物や野菜、肉類や魚介類など全国のさまざまな食材が集まっています。なかには、送料無料商品やアウトレット商品などお得に購入できるものも。また「#新型コロナで困っています」というキーワードのもと、販路を失った食材も扱っています。

そんな「ポケットマルシェ」の登録生産者と連携したライブコマースが「ポケマルライブ」です。

2021年10月には、株式会社ABC Cooking Studio(以下、ABCクッキングスタジオ)と連携したポケマルライブ「1時間で!和歌山県橋本市の『柿』まるごと堪能ツアー」を開催。前半はあんぽ柿の製造行程などを紹介するオンライン産地ツアーを、後半はABCクッキングスタジオによる料理教室を展開しました。

また、今年の1月には日本航空株式会社(以下、JAL)と共に「JALふるさと応援隊とお届けする ポケマルライブ ふるさと応援ツアー」を開催すると発表(全3回)。

第1弾は、香川県オリジナル品種のいちご「さぬきひめ」とアスパラガス「さぬきのめざめ」を紹介しつつ、観光スポットなど地域の魅力も伝えました。これにより、地域産品の購買促進や旅行者の誘客などを通じて、関係人口の創出を目指すようです。

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「ポケットマルシェ」公式サイト

(文・Higuchi)

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