株式会社ユーハイム(以下、ユーハイム)が開発したバウムクーヘン専用のAIオーブン「THEO(テオ)」。バウムクーヘンを焼く腕前は職人並みと言われています。
そんな「THEO」が、3月2日(水)~8日(火)の期間で日本橋三越本店に登場。できたてのバウムクーヘンを提供します。
「THEO」が日本橋で職人技を披露菓子職人の高い技術が必要とされるバウムクーヘン。「THEO」は、職人の生地の焼き具合を各層ごとに画像センサーで解析し、焼き方を学習。職人の焼き方を5~10回ほど見るだけで熟練の技を習得するとのことです。
また、5秒で1000℃に達し、空気を汚さないパワフルでエコなヒーターを搭載。1本を30分で焼き上げることができます。
今回、同店本館地下1階のフードコレクションに登場する「THEO」。イートインでは職人と「THEO」が焼いたバウムクーヘンを食べ比べできるセットを1980円販売します。テイクアウトでは、焼きたてのバウムクーヘンを2種類提供するとのことです。
上手にバウムクーヘンを焼くだけじゃない「THEO」は、ユーハイムが2021年3月に名古屋・栄でオープンした“食の未来”をテーマとする複合施設「BAUM HAUS」にてデビュー。同年11月には、ロンドンに派遣され「PHILIPPE CONTICINI(フィリップ・コンティチーニ)」の店舗にてバウムクーヘンを焼き始めました。
しかし、ただ上手にバウムクーヘンを焼くだけが「THEO」の役目ではなさそう。たとえば、世界中に焼成技術を広めたり、レシピに著作権を付与して職人の新たな収益化をサポートしたりと技術継承などに一役買うといいます。
このほか、菓子店間の遠隔操作や消費者によるアバターを通じた遠隔焼成体験などの実現も視野に入れているようです。
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「THEO」サービスサイト
(文・Higuchi)