今年1月11日に創業した株式会社Cuisine Report(クイジンレポート)は、週3日以上餃子を食べる松田萌々子氏が代表を務めるスタートアップ企業です。
そんな同社が2月28日(月)にリリースしたのが「くいれぽ餃子」β版。“餃子好きによる餃子のためだけの餃子検索サイト”と謳うユニークなサービスです。
皮・餡・調理法などを細かく設定できる「くいれぽ餃子」は、松田氏を中心とする“くいれぽチーム”が1年間かけて巡り、記録した都内218店舗600種類の餃子データをもとに開発されました。
普段「餃子を食べたい」と思ったとき、餃子専門店や中華料理店などを検索し、レビューを参考にすることもあるでしょう。同サービスでは、一般的な“星”や“点数”などはなく、検索方法も一風変わっています。
もちろん、エリア・駅・店舗名などでも検索できますが「こだわり餃子検索」という機能が。ここをタップすると、焼餃子・水餃子・揚餃子などのタイプを選び、皮・餡・具材・羽根の有無などを細かく設定して検索できます。結果画面に、該当店舗が一覧表示され、最寄り駅や予算などを確認可能です。さらに、店舗をタップすると食感チャートやくいれぽコメントが見られます。
このほか、「野菜の甘味」「パンチ強い」「変わり種餃子」などのハッシュタグ検索や、「餃子が食べられる意外なお店」などの特集から探すことも可能です。
記録機能やレコメンド機能も「くいれぽ餃子」には、自分が食べた餃子を記録する機能があります。記録をつけることで、それぞれの餃子の特徴を理解し、楽しんでもらいたいという思いから実装した機能のようです。
同社は、餃子の違いを理解して楽しむこと(能力)を“餃子解像度”と命名。ユーザーは食べた餃子を記録することで餃子解像度がアップするといいます。
また“餃子ランク制度”なるものがあり、ランクアップミッションをクリアして餃子を記録していくと、ユーザーの餃子の好みを分析する「お気に入り餃子分析」が閲覧可能に。その分析結果をもとに、ユーザーに合ったオススメ餃子をレコメンドしてくれるようです。
全国の餃子を網羅したい同サービスは現在、都内の一部エリアの店舗を掲載中。今後、掲載エリアを随時拡大していくとのことです。
また、将来的に全国の餃子を網羅できるよう、掲載店舗・掲載餃子数を拡大するといいます。さらに、記録をつけるごとに貯まるポイントと交換できる餃子クーポンを配布したり、お取り寄せ餃子の情報を掲載したりといったアップデートも予定しているようです。
PR TIMES
「くいれぽ餃子」β版
(文・Higuchi)