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訪問介護マッチングサービス「CrowdCare」に新機能、1時間後のサービス依頼も可能に

Techable 2022年3月2日 9時0分

株式会社クラウドケアは、シェアリングエコノミーの訪問介護・家事・生活支援マッチングサービス「CrowdCare(クラウドケア)」に新機能として「直前依頼機能」を追加しました。

CrowdCareでは、これまで最短で96時間後の介護サービスを依頼できましたが、同機能によって最短で1時間後の介護サービスの依頼が可能になります(ヘルパーとマッチングできた場合)。

自費訪問介護マッチングサービス「CrowdCare」

CrowdCareは、シェアリングエコノミー型(クラウドソーシング)の訪問介護・家事・生活支援マッチングプラットフォーム。「ケアを通して多くの人を幸せにする」をミッションに掲げる株式会社クラウドケアが運営しています。

同サービスでは歩行・車椅子介助や、入浴介助、トイレ介助・おむつ交換や食事介助などの介護・介助手伝いサービスを実施。病院内の付き添いや見守り介助、家事手伝い、買物代行などの介護保険外のサービスも提供しています。

登録しているヘルパーは、クラウドケアの審査を通過したヘルパー(介護・生活援助スタッフ)のみ。ヘルパーの訪問介護スキルを高めるための研修を実施しているので、質の高いサービスが期待できるでしょう。

また、ヘルパーが時間や場所を選んで、空き時間を有効活用できる仕組みであることから、深刻化している介護人材不足問題の解消が見込まれます。

利用者とヘルパーの増加を受けて新機能を開発

CrowdCareの新機能追加の背景には、利用者とヘルパー登録者の増加があったようです。

これまで、さまざまな介護ニーズに対応してきた同サービス。なかでも利用者から好評だったのは、最短96時間後の介護サービスを依頼できる点だといいます。

同サービスへの相談のなかには「急な病気やケガなどで今日介護サービスを受けたい」という声があり、同社は急な介護依頼に応えるため、システムの研究開発を進めてきました。

そんななか、サービス利用者が増加し、多くのマッチングデータが蓄積されたことで、オリジナルのマッチングシステムの精度が向上。

ヘルパー登録者数も増加し、短時間でも質を担保したサービスが提供できるようになったことから、同サービスに「直前依頼機能」を新たに追加しました。

急な介護ニーズに対応する「直前依頼機能」

今回、新たに追加された「直前依頼機能」では、利用者は最短で1時間後の依頼が可能。

「急に体調が悪くなったので、病院まで付き添ってほしい」「急な用事で家族が不在のため、今日中に支援が必要」といった急な介護ニーズに対応できるようになります。

直前依頼を利用する場合、支払い方法はクレジットカードのみ。利用希望日時の96時間前~48時間までの依頼で、利用金額が基本料金(スポット依頼)の20%増し、48時間前~24時間までの依頼で40%増し、24時間~1時間前までの依頼で60%増しとなります。

直前依頼に対応するヘルパーの時給も、時間に合わせて高く変動。時給3000円以上で働くことができるといいます。

さまざまな介護ニーズと、柔軟な働き方に対応してきた同サービス。今後も急な介護依頼への対応や、深刻化している介護人材不足問題の解消に期待が寄せられるでしょう。

PR TIMES(1)(2)
CrowdCare

(文・Haruka Isobe)

 

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