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誰でもすぐにVisaカードを発行できる「Kyash」事業拡大へ、 国内外から約49億円調達

Techable 2022年3月18日 12時0分

株式会社Kyashは、誰でもすぐにVisaプリペイドカードを発行できるデジタルウォレットアプリ「Kyash」を提供中。同社はこのたび、国内外の機関投資家から約49億円の資金調達を実施しました。

最短1分で発行! Apple Payなどにも対応

「Kyash」は、アプリに無料会員登録すると審査・書類不要でVisaプリペイドカードを発行できるサービス。

ネットショッピングの支払いに使える「Kyash Card Virtual」なら最短1分で発行可能です。また、街なかの店舗で使えるリアルカード「Kyash Card Lite」と「Kyash Card」を発行することもできます。

いずれのカードもApple Pay・Google Pay対応で、実店舗でのスマートフォン決済も可能。利用履歴はリアルタイムにアプリで確認できます。

なお、アプリの「カード設定」機能で利用上限額やオンライン・海外決済のオンオフを設定できるので、不正利用を防ぐこともできるでしょう。

カードの種類と入金方法、後払いも

カードの種類は、国内外のオンライン決済に対応した「Kyash Card Virtual」と、オンライン決済に加えて国内実店舗でも利用できる「Kyash Card Lite」、タッチ決済やICチップ決済に対応し海外実店舗でも使える「Kyash Card」の3種類。1回あたりの決済上限や月あたりの決済上限、ポイント付与上限などが異なります。

ユーザーは、カード発行後に銀行口座やクレジットカード、デビットカードをアプリに登録し、あらかじめ使う分だけ入金しておきます。残高の範囲で買い物をするので、使いすぎを避けられるかもしれません。

また、2021年7月に後払い機能「イマすぐ入金」をリリース。この機能は、 決済のみに利用できる残高をすぐにチャージでき、入金した月の翌月末までにコンビニから入金額と手数料を支払うというものです(支払いタイミングは任意)。

約49億円調達、累計調達額は約128億円に

そんな「Kyash」を通じて、人々のライフスタイルに寄り添いながら価値観や想いが自由に届けられる「新しいお金の文化」を創造することを目指す同社。このたび、シリーズDラウンドでの第三者割当増資により約49億円を調達しました。

引受先は、米国のBlock(旧 Square)、Altos Ventures、Goodwater Capital、StepStone Group、英国のGreyhound Capital、香港のYitu Capital、国内のJPインベストメント株式会社およびSMBC日興証券株式会社、三井住友海上キャピタル株式会社、AGキャピタル株式会社、ジャフコ グループ株式会社、SMBCベンチャーキャピタル株式会社、W ventures株式会社がそれぞれ運営するファンドです。

これにより、同社の累計資金調達額は約128億円に。今後は、さらなる人材採用で組織拡充を行い、事業領域の拡大・サービス運用体制の強化を通じてフィナンシャルサクセスに貢献したいとのことです。

PR TIMES(1)(2)
「Kyash」サービスサイト

(文・Higuchi)

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