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郵便物のための出社をゼロへ。クラウド郵便サービス「atena」が事業成長を加速

Techable 2022年3月25日 12時0分

株式会社N-Technologiesは、会社に届く郵便物を自宅などから管理できるクラウド郵便サービス「atena(アテナ)」を提供中。また、エンタープライズ企業向けの「atena Cloud」も開発しています。

同社はこのたび、シリーズAラウンドで1億2500万円を調達。さらなる事業成長を目指すとのことです。

自宅などから郵便物を確認、便利なオプションも

「atena」は、会社に届く郵便物をすべて電子化し、PCなどの端末から郵便物を管理・閲覧できるサービス。同社の用意した専用住所を使用し、郵便物がatena拠点に届くようにします。届いた郵便物をatenaスタッフが電子化して登録することで、自宅などから確認可能になるという仕組みです。

登録された郵便物は、チームを横断して未対応のものを確認したり、「〇月請求書」など分類したりすることもできます。また、atena上の他ユーザーにコメントを送るメンション機能、Slackやバクラクなどとの連携機能も便利そうです。郵便物原本は、定期的に指定の住所へ送ってもらえます。

オプション機能として、自社ポストからの回収・封筒中身のスキャン依頼・(原本の)お急ぎ転送依頼・倉庫管理・破棄などにも対応。スキャンは最短即日に行われ、スキャンデータを画面上で確認可能です。

エンタープライズ企業向け「atena Cloud」

同社は、エンタープライズ企業向けの「atena Cloud」も開発しており、現在事前登録を受付中。

「atena Cloud」は、総務担当者が抱える“郵便物や荷物の手間”を軽減する数千名規模の会社でも利用可能なクラウドサービスです。

膨大な数の郵便物の管理をはじめ荷物が届いたことをメールなどで担当者に知らせる業務、「デスクに置いてほしい」「自宅に転送してほしい」などの依頼への対応といった負担を軽減します。

たとえば、担当者への通知を代行したり、リクエストをまとめてリスト化したり、引き渡せていない荷物を一覧表示したりできるようです。

1億2500万円を調達

このように、郵便物の管理業務にフォーカスしたサービスで、業務負担軽減や働き方改革をサポートしてきた同社。「atena」は、株式会社ZOZOや株式会社デライトベンチャーズなど多くの企業に導入されています。

そしてこのたび、マーケティング活動とオペレーション投資の強化を目的に、千葉道場ファンドをリード投資家として千葉道場ファンド・Scrum Ventures・Coral Capitalを引受先とする1億2500万円の資金調達を実施。これにより、累計調達額は2億5500万円となりました。

PR TIMES
「atena」サービスサイト
「atena Cloud」サービスサイト

(文・Higuchi)

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