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ゴミの自動圧縮・量可視化。ソーラー発電で動くスマートゴミ箱「SmaGO」が名古屋進出

Techable 2022年3月28日 10時0分

株式会社フォーステック(以下、フォーステック)は、米BigBelly Solar社が開発したスマートゴミ箱を活用したソリューション「SmaGO(スマゴ)」を展開中。

そしてこのたび、三井不動産株式会社およびメ~テレ(名古屋テレビ放送)と共に、名古屋市・栄のHisaya-odori Parkに12台を設置し、3月25日(金)より運用を開始しました。

最大5倍圧縮、ゴミ量の可視化

「SmaGO」は、ソーラー発電で作動するスマートゴミ箱。使用電力は1日5W以下と少なく、悪天候が2週間ほど続いても問題なく作動します。

注目ポイントは、ゴミが一定量貯まると自動で最大5倍まで圧縮し、1台で600リットルのゴミを溜められることでしょう。ゴミがあふれず街の美化につながるうえ、回収頻度を抑えられるというメリットがあります。

また、内部センサーでゴミの量をリアルタイムに検知し、クラウドに共有することで各ゴミ箱の状況把握が可能に。ゴミ箱がいっぱいになると通知を発する機能や、ゴミが溜まりやすい場所や時間を分析する機能もあり、回収業務を効率化できるとのことです。

さらに、ゴミ箱自体を広告媒体として活用し、パートナー企業の協賛を得ることで設置・運用コストの大幅な削減を可能にしています。

東海地方に初設置

そんな「SmaGO」が、名古屋市・栄のHisaya-odori Parkに登場。4ヶ所に12台設置し、運用を開始しました。今回は、SmaGOオフィシャルパートナーとしてメ~テレが参画し、同局キャラクターの「ウルフィ」がゴミの分別やSDGs活動を呼びかけるラッピングデザインになっています。

このメ~テレの参画により、公園を所有する名古屋市の負担なしで設置できました。なお、東海地方での設置は今回が初めてです。

世界に広がるスマートゴミ箱

「SmaGO」で使用しているゴミ箱は、米国をはじめ世界50カ国以上の自治体や大学、観光スポットなどに設置されています。

国内では、森永製菓がパートナー企業とし、2020年10月に「SmaGO」として表参道・原宿エリアで13ヶ所34台を設置。街の散乱ゴミが大幅に軽減されました。2021年6月に設置した渋谷の「RAYARD MIYASHITA PARK」では、ゴミの回収頻度が5割以下になったようです。

街なかへのゴミ箱の設置は、街の美化や分別・リサイクルの促進はもちろん、海へのゴミ流出防止による海洋資源の保全にもつながると考えられています。フォーステックは今後、日本各地へ「SmaGO」を拡大し、SDGs活動の推進・社会課題の解決に取り組んでいく構えです。

PR TIMES
株式会社フォーステック

(文・Higuchi)

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