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管理画面などの社内システムを簡単に生成、開発工数削減へ。ローコードサービス「ベースマキナ」

Techable 2022年3月31日 13時0分

株式会社ベースマキナ(以下、ベースマキナ社)は、社内システムを立ち上げるローコードサービス「BaseMachina(ベースマキナ)」の公開版の提供を開始しました。

同サービスの活用により、エンジニアは管理画面をはじめとした社内向けシステムの開発工数を削減することができます。

数ステップで社内システムに必要なUIを生成

ベースマキナは、機密性の高い自社データを取り扱う社内システムを簡単に作成できるサービス。

自社のデータベースやAPI、外部サービスを呼び出す処理を登録するだけで、社内システムに使えるUIを自動で生成します。

また、すべての処理ごとに個人・グループ単位の権限設定が可能。さらに、OAuthログイン・シングルサインオンを有効化できるので、社内システムにも強固な認証機能を用意できるといいます。

データ操作のチェックと堅牢なアクセス制御が可能に

ベースマキナは、承認フローを組み込んでの事前確認の設定や、万が一の事後確認に備えた監査ログの記録を自動でおこないます。これにより、データガバナンスの強化を図りやすいでしょう。

また、同サービスでは、顧客のネットワーク内にセルフホストできる、認証機能付きエージェントを配布。社内ネットワークへのアクセスを柔軟に設定した上で、要件に応じた利用が可能です。

後回しにされがちな社内システム

個人情報や法人顧客情報などを扱う事業者をはじめ、多くの事業者は、顧客向けのサービスを優先していることがしばしば。

エンジニアが顧客向け機能の開発で手がふさがっていて、社内管理画面をはじめとする社内システムはメンテナンスが追いつかず、開発も後回しにされがちという現状があるようです。

その結果、「エンジニア以外の従業員が情報統制機能がままならない画面を利用しなければならず、従業員体験が悪化する」「開発が追いついていない機能に対して、エンジニアが時間のかかる手作業で対応する」といった問題が生じる可能性があるといいます。

こうした課題を解決するため、ベースマキナ社はベースマキナを開発。

同サービスを導入した企業からは「管理画面の開発は後手になることが多く、結果エンジニアが本番DBに直接入って作業する定形業務もありました。ベースマキナを導入することで、安全性・エンジニア工数はもとよりガバナンス上の課題も改善されました」という声が挙がっています。

同社は今後も、従業員体験や各事業者の先にいるユーザーのサービス満足度が向上するような価値提供を実現していく方針です。

PR TIMES
ベースマキナ サービスサイト
ベースマキナ ドキュメント

(文・Haruka Isobe)

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