朝の通勤・通学を音楽と過ごす人にとって、選曲や音量操作はストレスの種になりがち。満員電車のなか、ポケットからわざわざスマホを取り出してまで好みの曲を探すのは大変です。
そんなシーンを快適にするアイテムが、Makuakeに登場しました。指先ひとつで選曲や音量操作ができるリモコン「PEBLWEAR」です。
ポケットに収まるサイズ感「PEBLWEAR」は、タッチやスワイプ操作でBluetooth接続したスマートフォンの選曲・音量調節ができる物理リモコン。静電容量式のタッチセンサーで指の動きを読み取り、ノールックでの遠隔操作を実現します。
サイズは約5×5×1.5 cmで、重さは20g。表面はナイロンで、手に持つと小石のような可愛らしさがあります。
本体はボタン電池(CR2032)で駆動し、最大で1年以上は交換不要。用途を考えれば、充電式よりこちらの方が合っていると言えるでしょう。
表面を押すとわずかにクリック感があり、タップ操作との使い分けができます。ペアリングはタッチ面を1秒間押してから離し、ビープ音とともにランプが緑色に点滅したところでスマートフォンに接続。ただし2秒間長押しで電源が消える仕様のため、気づくまで接続に手間取ってしまいました。
実際に操作してみる「PEBLWEAR」の魅力は、やはりワンアクションで音楽操作ができる点にあります。初期設定では左右スワイプで「次の曲/前の曲」、上下スワイプで音量調整が可能。
手のひらでホールドすると「再生/一時停止」、さらにタッチ面を1秒間長押しすれば操作をロックでき、再度クリックすればロック解除できる仕様です。
精度を上げるコツは、指の腹を押し付けるようにスライドさせること。感度は良好で、直接触れている限りは誤動作・無反応などほとんどありません。
本体サイズが小さいので、ポケットに忍ばせて使うのも良いでしょう。ズボンの上からでも操作はできますが、直触りに比べて勝手に反応したり、逆に反応しなかったりという不具合が多い印象です。
アプリから機能設定も「PEBLWEAR」には同名の専用アプリ(iOS/Android)があり、各ショートカットの有無やスワイプの反転など、いくつかの調整項目が用意されています。
現時点でアプリからできることは少ないですが、今後機能面のアップデートを予定しているとのこと。ショートカットの詳細な割り当てや、音楽以外でもジェスチャー操作ができるようになればうれしいですね。
「PEBLWEAR」は、8月15日(月)までMakuakeにて応援購入を受付中。製品は11月末までに発送予定です。気になる方は、ぜひチェックしてみてください。
Makuake
PEBLWEAR
(文・九条ハル)