備えあれば憂いなしという言葉がありますが、地震大国と呼ばれる日本においては災害に対する備えは常日頃からしっかりとしておきたいものです。
防災ベンチャー企業である株式会社KOKUAは自分に必要な防災グッズを即座に見つけることができる防災サービス「PASOBO(パソボ)」のβ版を1月17日にリリースしました。
PASOBOの特徴
PASOBOはユーザーの家族構成や居住環境、価値観などに関する15問程度の質問に答えることで必要な防災グッズを個別診断してくれるサービスです。
ハザードマップなどを元に立地に関するリスクを算出・分析してくれる仕組みが取られています。
KOKUAによると東日本大震災では乳幼児が摂取する「粉ミルク」や「おやつ」、高齢者のための「椅子」が足りなくなっていたと言います。
これはあらゆる人に役立つ災害グッズが用意された結果、一人一人が必要とするきめ細やかなアイテムは行き渡らなかった事が原因の様です。
PASOBOは一人一人が災害時に必要なものを知ることで、こういった問題を解決するソリューションとして設計されています。
PASOBOは2023年3月11日に正式リリースを予定しています。3月11日までヒアリングイベントや公式LINEでサービスに関するヒアリングを実施するとのことです。
KOKUAの取り組み
KOKUAは「人々が自然と防災に取り組める社会」を目指す防災ベンチャー企業であり、防災カタログギフト「LIFEGIFT(ライフギフト)」を手がけています。
PR TIMES
(文:池田 有)