インターネット関連の事業を行うデジタルガレージが、中小事業者の資金調達のための「クイックマネー」を提供開始します。
将来の企業の売上の一部を買い取る形で資金提供を行うサービスです。
デジタルガレージとはデジタルガレージは、1995年に創業したインターネット関連の事業を行う企業で、「価格com」「食べログ」を運営するカカクコムをグループ会社に持つ企業です。
デジタルガレージは、以下の3つの領域で事業展開しています。
①「フィナンシャルテクノロジー・セグメント」(決済ソリューション)
②「マーケティングテクノロジー・セグメント」(広告などのマーケティング)
③「インキュベーションテクノロジー・セグメント」(スタートアップ企業への投資)
また、①~③の事業領域を横断し新たな付加価値を生む事業創造を目的として
④「ロングタームインキュベーション・セグメント」も事業領域としています。
デジタルガレージは中小事業者を対象に、急な出費や閑散期・繁忙期前の経費の支払いなどに活用できる資金調達サービス「クイックマネー」を提供開始しました。
クイックマネーは、デジタルガレージの子会社で決済事業を手掛ける株式会社DGフィナンシャルテクノロジーが提供する決済サービスの加盟店向けの招待制サービスになります。
デジタルガレージ、カカクコム、KDDI3社が運営するオープンイノベーション型の研究組織であるDG Labが独自に開発した「売上予測AIモデル」により、売上を予測し、その一部をデジタルガレージが買取ります。
通常の金融サービスと異なり、原則、決算書などの追加の審査資料の提出が不要で、最短5営業日で資金調達が可能になります。
売却した債権は毎月の加盟店の決済売り上げから一定率(譲渡率)を差し引くことで生産されるため事業の状況に応じた支払いが可能です。
急な出費の際に 閑散期、繫盛期前の経費の支払いに 売上拡大に向けた広告宣伝費を使いたいなどに利用できるとのことです。
請求書カード払いも提供デジタルガレージグループでは、クイックマネー以外にも、銀行振込の請求書をクレジットカード払いに切り替えることで実質的な支払い期日を繰延する「DGFT請求書カード払い」も提供しています。
今後は、AI技術や多様なデータを活用し、クイックマネーに続く新規金融サービスの開発を推進していくとのことです。
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000299.000023393.html
(文:先崎ゆきえ)