株式会社NTTドコモ傘下の株式会社NTTコノキュー(以下、NTTコノキュー)は、メタバース標準化支援団体「Metaverse Standards Forum」に加盟したことを発表しました。
メタバース発展への貢献を目指すNTTコノキューは、2022年10月1日より株式会社NTTドコモの100%子会社として事業を開始。メタバース・デジタルツイン・XRデバイスを中核事業として位置付けており、顧客に対してVR(仮想現実)や AR(拡張現実)、MR(複合現実)などを用いて、さまざまなサービスやソリューションを提供しています。
今後コノキューは、Metaverse Standards Forumへの加入を通じて、世界のメタバースの技術動向や標準化動向を捉え、相互接続可能なメタバースの世界の実現・発展に貢献していく方針です。
相互運用性標準の開発を促進する場Metaverse Standards Forumは、「オープンで包括的なメタバースのための相互運用性標準の開発を促進するための標準化団体と企業の協力の場」というビジョンを掲げ、2022年6月21日に発足した国際的なフォーラム。
多数の3DCGに関わる業界標準化を主導してきたクロノスグループがホストを務め、プリンシパル・メンバーとして多数の企業が参画しています。フォーラムにはどんな組織でも無料で参加可能。フォーラムのプロジェクトに資金を提供した企業は、プリンシパルメンバーになることもできます。
MetaやNVIDIAなども参画記事執筆時点(2月20日)での主な参画企業は、Meta、マイクロソフト、Epic Games、NVIDIA、Huawei、IKEA、Qualcomm Technologiesなど。
国内では2022年7月に、メタバース「バーチャルキャスト」を手掛ける株式会社バーチャルキャストが加盟。同年8月には、メタバースソリューション「Vket Cloud」の開発や、VR/AR領域への事業参入支援などを展開している株式会社HIKKYが参画を発表しました。
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000110582.html
(文・S.Inosita)