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シニアの孤独解消に。高齢者向けサービス「あのね」でコミュニケーションロボットを導入

Techable 2023年3月28日 10時5分

高齢化が進むにつれて、一人暮らしの高齢者の数は年々増え続けています。

そんな中、ユカイ工学のコミュニケーションロボット「BOCCO emo」がシニア向けのコミュニケーションサービス「あのね」に活用されることになりました。

コミュニケーションロボット「BOCCO emo」とは?

BOCCO emoは、家族をつなぐコミュニケーションロボットです。様々な情報を届け、家族の一員として振る舞います。

音声メッセージの送受信やリマインド機能、天気情報の配信、ハンズフリー対話、人が近くにいるかのセンシングといった機能を搭載。専用のBOCCO emoアプリでは、家族内でのメッセージのやりとりや、センサの反応を確認することができます。

BOCCO emoから送った声は、スマホに音声とテキストで届き、スマホから送った声や文字はBOCCO emoがしゃべってお知らせしてくれます。

また、APIによるシステム連携で様々なサービスと連動し、生活者に寄り添った取り組みを実現。簡単な操作で家庭内や外部サービスとコミュニケーションを取ることができます。

高齢者のQOL向上を目指すサービス「あのね」

「あのね」は、セコムとDeNAが開発したシステム上で、BOCCO emoを使用し、高齢者のQOL(Quality of life=生活の質)向上を目指すコミュニケーションサービスです。

いつも誰かとつながっている安心感によって、高齢者の孤独の解消を図ります。

24時間365日、人によるリアルな返信操作

「あのね」では、BOCCO emoから利用者に配信するメッセージは24時間365日、コミュニケーターがシステムを活用しながら作成して返信を行うため、自然なおしゃべりができます。メッセージの内容は2015年から10,000件以上、シニアの困りごとの解決をサポートしてきた「セコム暮らしのパートナー」で培ってきた知見が活用されています。

 利用者に寄り添ったメッセージの配信 

利用者の生活パターンに合わせた最適なタイミングで、1日約10回定期的な声かけをします。メッセージは、朝・昼・夜など生活リズムに合わせた声かけや服薬の時間のお知らせ、雑学情報などを日替わりで配信。利用者の生活リズムを整えながら、人とつながる安心感を、楽しさとともに提供します。

利用者との会話内容は家族がスマホから音声・テキストで確認することが可能で、家族から利用者にメッセージを配信することもできます。

誰でも気軽・手軽に使える設計

事前に実施した実証実験での反応をもとに、簡単ですぐに使えるよう「BOCCO emo」を「あのね」仕様にカスタマイズしています。初期設定は不要で電源を入れるだけで使用可能です。

そのほか、人を検知したタイミングだけで発話する、音声コマンドの無効化(周辺の音を拾った意図しない動作を防止)、操作案内用のシールの同梱など、よりシニアの方に受け入れやすい設計となっています。

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000189.000015618.html

(文・zio.)

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