株式会社ライバー(以下、ライバー)は、株式会社ユニ・デバイセズからモーションキャプチャーデバイス「Uni-motion」関連の事業を引き受けたことを発表しました。
メタバースでアバターの全身を動かせる「Uni-motion」「Uni-motion」は、技術開発チームUni-devicesによって開発されたモーションキャプチャシステム。価格は49,500円(税込)です。
6個のモーションキャプチャセンサーとVRヘッドセットとの組み合わせで、全身トラッキングを実現。メタバース「VRChat」などで、アバターを身体と同期させて動かすことができます。
センサーはワイヤレス形式で、胸(1個)、腰(1個)、両足(各2個ずつ)に装着する仕組み。別売のセンサーを最大2個まで追加することで、足首など身体の動かせる部分を追加できます。利用者の動きは、慣性式6点トラッキングで認識。ジャンプや逆立ちなどの動きも正確にトラッキングします。
単三乾電池で稼働センサー1個の大きさは60mm×40mm×16mm。重さは15gで、単三乾電池で稼働します。連続使用時間は、最長約24時間です。
VRヘッドセットを使用しないモードも存在PCとUSB接続したUni-stationはセンサーとWi-Fiで無線接続され、専用のソフトウェア(Uni-studio)でモーションを取得します。モーションデータはリアルタイムで様々なサービスへ送信可能。「上半身モード」ではVRヘッドセットがなくてもトラッキングできるため、配信にも利用できます。
生産や販売面などを強化今回の事業譲渡に伴い、ライバーのファウンダー兼技術開発チームトップ未来ゆうき氏と、ライバーのマネジメントチームは合同で今までの課題であった生産・販売・マーケティング面の強化を行うとのこと。
加えて、通信企業、プラットフォーム、コンテンツ事業者といったライバーの協業先との連携をより深めていく方針です。
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(文・S.Inosita)