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「ときめきVR」がmocopiに対応、より簡単に3D配信が可能に

Techable 2023年4月19日 15時0分

株式会社DONUTS(以下、DONUTS)は、同社が運営するVRコンテンツサービス「ときめきVR」が、ソニーのモーションキャプチャーデバイス「mocopi(モコピ)」に対応したことを発表しました。今回の対応により、「ときめきVR」上にて、VTuberがより簡単に3Dモデル配信をできるようになりました。

「mocopi」は、リアルタイムなモーション入力を実現するデバイス。両腕・両脚など身体の各部に円形の小型センサーを装着し、スマートフォンの専用アプリと連携させることで、アバターなどを自由に動かすことができます。

カメラに全身を映さなくても3D配信可能に

「ときめきVR」は、VTuberが自宅にいながら特別な機材無しで1対1のファンミーティングを開催できるVRサービスです。2021年2月のリリース以降、700人以上のVTuberが利用しています。

同サービスは、iPhoneのARKitを使用した3Dモーショントラッキングによる配信に対応しており、今回さらに「mocopi」に対応したことで、カメラに全身を映さなくても配信が可能に。また「mocopi」の対応機種であれば、iPhoneだけでなくAndroid端末からも手軽に配信できるようになりました。

従来3Dモデルのモーションキャプチャーには高価な専用機材やスタジオ撮影が必要でしたが、「mocopi」の登場により個人VTuberでも3Dモデル配信を行いやすくなったことを背景に、DONUTSは今回の対応で「ときめきVR」においてもより手軽な3Dモデル配信を実現します。

「ときめきVR」利用VTuberのコメント

「ときめきVR」を利用しているVTuberの織姫はるかは、「mocopi」への対応について以下のようにコメントしています。

「mocopi」を導入することで、今までできなかったリアルなリアクションやポーズなど、全身で表現ができるようになり、より自然体の姿でお話ができるのは、すごく楽しみです!

個人的に着目しているポイントは、大掛かりな事前準備がいらないという点です!

たとえば、「mocopi」は身体にセンサーを取り付けるだけでカメラが不要になるそうです。それにより、全身をカメラに映す為の十分なスペースも必要なくなり、背景と同化しないように服装を考えなくても良いことなどが非常に魅力に感じます。

ときめきVRのサービス概要

「ときめきVR」のサービス概要、対応VRデバイスなどは以下の通りです。

タイトル:ときめきVR

視聴端末:OculusGo・Meta Quest・Meta Quest2・HTC VIVE

iPhone(iOS10.0以降且つA7チップ以降搭載機種)・Android(​6.0以上)

配信端末:3D版…iPhone(XR以上)、mocopi(別途mocopiとペアリングするスマートフォン、配信に使用するWindows PCが必要)/Live2D版…PC

著作権表記:(C)2020 DONUTS Co. Ltd. All Rights Reserved.

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001184.000004237.html

(文・S.Inosita)

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