株式会社iishinaは、Matterportのソフトウェア開発キット“MatterportSDK”を利用した空間映像カスタマイズCMSサービス「iishinaXR」の提供を2023年4月24日より開始しました。
「iishinaXR」の提供により、従来のMatterportの標準機能ではできなかった3Dオブジェクトの配置や音声ファイル、各種メディアファイルの埋め込みなどが可能に。バーチャルイベントや企業案内映像を直観的な操作で作成することができます。
XR(クロスリアリティ)を実現Matterportのサービスでは、建物を3Dスキャナで撮影して高品質な360°映像を作成し、その空間内を歩き回ったり対象物にタグをつけたりすることができます。
「iishinaXR」ではこのような基本機能に加えて、3Dオブジェクトの追加や音声・BGM、ライブ配信動画などを映像内に埋め込むことが可能です。「現実」と「CG」の映像を組み合わせたXR(クロスリアリティ)を実現することができます。
簡単にバーチャルイベントの開催が可能「iishinaXR」の主な特徴は、バーチャル空間内に3Dオブジェクト(glb形式)を配置し、BGMやYouTubeのライブ配信を埋め込み、簡単にバーチャルイベントを開催できることです。
また、3Dオブジェクトはアニメーションにも対応しており、動く観客を配置したり、動画広告付きのオブジェクトを配置したりすることもできます。さらに、公開日の指定やタグ単位のクリック数の集計といった機能があり、作成した空間の簡単な分析も可能です。
コスト削減&時間短縮「iishinaXR」は、Matterportの標準機能では実現できなかった編集機能をCMSから手軽に行えるため、開発コストの削減や時間の短縮を実現します。今後、株式会社iishinaは本サービスの定期的なバージョンアップを行い、機能を拡張する予定です。
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(文・杉本 旭)