高齢化が進んでいる近年、2025年には団塊の世代(1947~1949年に生まれた世代)が75歳以上の後期高齢者に到達するといわれています。
今後、高齢者が住み慣れた自宅や入所施設で医療を受けられる「在宅医療」のニーズはさらに増え、医療機関側も適切な医療を提供する仕組みづくりが求められそうです。
そんな中、株式会社on callは在宅医療機関向けドクターシェアリングサービス「ON CALL」にて、カルテの情報のスムーズな連携や往診対応時間の短縮を実現するオペレーションシステムの提供を開始しました。
在宅医療支援サービス「ON CALL」「ON CALL」とは、医療機関と患者をつなぐ、在宅医療プラットフォームです。
医療機関に対して夜間・休日の営業時間外に患者からの相談・往診対応が発生した際、稼動可能な医師を医療機関へ紹介します。
「ON CALL」に登録されている医師と即時連携し、患者からの相談や患家への往診にディレクター(看護師/救命救急士)と共に対応します。
「ON CALLオペレーションシステム」で提供する機能株式会社on callは、医療機関と「ON CALL」に登録している医師との間の情報連携を強化し、往診対応の時間を短縮するため、今回「ON CALLオペレーションシステム」の提供を開始したとのこと。
「ON CALLオペレーションシステム」として、新たに以下の機能が追加されました。
①往診ディレクター・医師向けのオペレーションシステムの追加
電話対応後から往診完了まで、現場の医師とディレクターがスマートフォンから随時ステータスの報告を行い、医療機関がリアルタイムで往診状況を閲覧することが可能。
②往診後の医師のカルテ作成機能・ディレクターの報告書作成機能
現場からスマートフォンで往診内容を医療機関へ迅速に共有することが可能。医療機関側が自院で作成しているカルテや患者の情報を、現場の医師、ディレクターとも共有することもできます。
今後は東京都内23区のクリニックに続き、東京西部・神奈川県北部・埼玉県南部にもサービスを提供するとのことです。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000099270.html
公式サイト:https://oncall-japan.com/
(文・Yuka Sada)