GMOインターネットグループのGMOブランドセキュリティ株式会社は、ウェブ上のブランド侵害に対し、発見から監視、侵害行為の削除までワンストップで対応する新サービス「GMOブランドサーベランス」をリリースしました。
AIを活用しブランドセキュリティを実現するインターネットの普及やeコマースの発展により、インターネットを介した商品やサービスの販売・購買行動が増加しています。こうした流れに比例し、ブランドを騙った詐欺サイトの報告件数も近年急激に増加しているようです。
昨今ではブランド侵害の手法が多様化しており、詐欺サイトやフィッシングサイト、模倣品販売サイトなどのブランド毀損リスクが増加。これによりブランドに対する信頼や顧客の安心・安全を脅かす危険性が高まっているとのことです。
以前なら、このようなリスクは大企業で多く発生していましたが、近年インターネットの利用が拡大し、ビジネスのオンライン化が進行する中で企業規模に関係なく対策が必要となってきています。
しかし、中堅・中小企業では、ブランド侵害を意識しつつも監視の対象が複雑で多岐にわたるため、全て自社で行うことが難しい状況です。また、これまでは人によるブランド侵害監視対応の費用は高額で、中小企業にとって導入のハードルが高いものでした。
そこでGMOブランドセキュリティ株式会社は、AIを活用することで作業工数と費用をリーズナブルに解決する「GMOブランドサーベランス」をリリースしました。
ブランド監視作業をAIにより自動化「GMOブランドサーベランス」は、ウェブ上のブランド侵害にワンストップで対応可能なサービス。
同サービスは、高度なAI技術を持つスペインのSMART PROTECTIONの技術提供を受け、従来は目視で行っていたブランドの監視作業を自動化し、手頃な価格で効率的な監視を実現します。
AIによる画像認識率は90%以上(サンプルデータ実績をもとに計算)で、目視で行うブランド侵害の評価作業を軽減するだけでなく、担当者による評価作業のバラツキをなくし、判断レベルの均質化を図ります。また、監視と判断を継続してAIに学ばせることで、精度がさらに向上するとのこと。
GMOブランドサーベランスの特徴「GMOブランドサーベランス」は、ウェブサイト・ドメインネーム・マーケットプレイス・SNSなど、ウェブ上のブランド侵害を包括的に監視することができます。
また、大手企業にてブランド侵害対策を実践してきた専門のコンサルタントが悩みに合わせて、最適な侵害対策を提案します。ブランド侵害への対策に悩んだ際は、相談してみてはいかがでしょうか。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003982.000000136.html
(文・橋本憲太郎)