近年、学校図書館では紙の本に加え電子書籍の導入検討が進んでいます。しかし、紙の本と電子書籍をそれぞれ別のシステムで管理している場合が多く、管理が煩雑であるといった課題があります。
また、児童生徒がそれぞれのシステムで検索する必要があるため、読みたい書籍をすぐに探せず読書意欲向上につながらないなどの現状があります。
そんな中、京セラコミュニケーションシステム株式会社は、学校向けクラウド型図書館システム「ELCIELO for School」の提供を開始しました。「ELCIELO for School」を通じて、児童生徒の読書への興味促進と意欲向上を支援します。
学校向けクラウド型図書館システム「ELCIELO for School」「ELCIELO for School」は、小・中学校向けのクラウド型図書館システムです。紙の本だけでなく、電子書籍や音声読み上げコンテンツのオーディオブックなども一元管理できます。
児童生徒はGIGAスクール端末(※1)などから本システムへログインすることで、図書館や自宅でも場所を問わず手軽に紙の本や電子書籍などの電子コンテンツを検索し利用できるようになります。
また京セラコミュニケーションシステム株式会社が提供する公共図書館システム「ELCIELO」を導入している自治体では、本システムと「ELCIELO」を連携することで、学校図書館の書籍だけでなく、公共図書館の蔵書や電子書籍の検索・利用も可能になります。
※1 文部科学省が推進する「GIGAスクール構想」において、児童生徒へ一人一台配布された端末のこと。
専門機関との共同研究成果を活用京セラコミュニケーションシステム株式会社は東京学芸大学および南山大学と連携して、教材情報提供や、背表紙画像・画像解析AI(人工知能)などの活用に関する共同研究を実施しています。
例えば、児童生徒一人ひとりの学習と興味・関心に応え、しかも教科書の単元に関連する教材図書など、学ぶ側と学校側の双方にとって価値ある教材を効率的に情報提供するための研究を進めています。
こうした専門機関との共同研究成果を活用しているのも、「ELCIELO for School」が選ばれる理由の一つです。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000153.000009956.html
公式WEBページ:https://www.kccs.co.jp/contents/ict/service/elcielo-school/
(文・zio)