株式会社ギブリーは、プロンプトエンジニア採用や、既存社員のAIリテラシー教育をサポートをする「プロンプトエンジニアリング試験」を、コーディングテストツール「Track Test(トラック・テスト)」の新コンテンツとしてリリースしました。
「Track Test」は、プログラミングスキルをテストし、データに基づいて採用を決定するためのエンジニア採用プラットフォームです。
「プロンプトエンジニアリング試験」の開発背景ChatGPTをはじめとした大規模言語モデル(LLM)に限らず、生成AIは様々な分野でその有用性が高く評価されています。
例えば、画像生成技術を用いた商品の3Dプレビュー、高解像度画像生成技術を用いた医療画像の改善、音声合成技術を用いた音声アシスタントなど、生成AIは私たちの日常生活やビジネスに深く関わっています。
すでに海外の求人市場では、それらを最大限に活用できるプロンプトエンジニアリングの専門性を持った人材に4500万円の年俸を出すケースも見られるほど、評価は高くなっています。
日本においても、先駆けとなる企業が採用や教育を始めており、今後はプロンプトエンジニアリングの基礎知識が必須となることが予想されます。このような背景を踏まえギブリーは、「プロンプトエンジニアリング試験」を開発しました。
プロンプトに関する基礎知識などを測定「プロンプトエンジニアリング試験」は、全世界で累計50万人のIT技術者に受験される「Track」のコンテンツ開発チームによって、プロンプトエンジニアリングに関する体系的な解説資料として知られるオープンソースプロジェクト「Prompt Engineering Guide」などを元に作成されました。
プロンプトに関する基礎知識やGPT-4など特定のAIモデルの特徴、テクニック、注意点など、AIから有用な回答を引き出すために必要な知識・スキルをどれくらい保有しているのかを測定します。
ソフトウェア開発に携わるIT技術職が対象ギブリーでは、「Propmt Engineering Guide」に則り、AIの活用度や業務内容、求められるスキルと、想定される職種を体系的に整理。今回の「プロンプトエンジニアリング試験」は、主に、ソフトウェア開発に携わるIT技術職の方を対象とした、中級者向けの試験です。
本試験は、受験者がどの程度Generative AI技術のイノベーションに追従しているかを測ることが可能。
このクイズで高得点を取れる受験者は、最新技術であるGenerative AIの活用方法に対して敏感で、世界に先駆けて効率的に情報収集と技術の体得ができており、新しい時代のDXを支える人材であることがわかります。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000189.000002454.html
「Track Test」公式WEBページ:https://tracks.run/products/test/
(文・zio)