「点検工事があり、予約をしたものの、急に予定が入ってしまった」「日程調整のやり取りが電話のみだが、仕事で平日に電話ができない」そんな経験をされたことはありませんか。
株式会社カンキョウが2023年5月25日(木)にリリースした「スマリブ」は、マンションやアパートの管理に特化した新たな管理システムです。管理会社・点検会社・居住者をつなぎ、スマートなビルメンテナンスの物件・スケジュール管理を実現します。
管理会社・点検会社・居住者をつなぐアプリ主に管理会社や自治体を対象とした「スマリブ」は、マンションやアパートなどのメンテナンス、改修工事などで発生する居住者との日程調整を行えるアプリです。管理する建物情報や協力会社とのスケジュール管理を行うプラットフォームとして使うことができます。
スマリブは大きく分けて「スマリブ契約者用の管理画面」「点検会社用の共有画面」「入居者用の画面」の3つの画面で構成されています。それでは、1つずつ解説します。
契約者用の管理画面スマリブ契約者が使用する画面では、建物情報や不随する点検のスケジュールを一元管理できます。各建物の日時調整が必要な業務は管理画面上で二次元コードを作成し、画像ダウンロード後に、従来配布しているお知らせに添付し配布できます。
メールで実施の連絡をしている場合でもURLをコピーできるため、メールでURLを送付することも可能。
ビルメンテナンスは各業務の実施サイクルが半年や1年と長い点検が多いため、管理する建物が増えてくると、次回実施する予定の点検を見落としてしまうリスクがあります。
そのような場合でも、スケジュールの自動登録や任意の日に通知設定をすることで、次の点検予定前に通知が届き、日程の調整を協力会社とスムーズに行えるといった安心な機能もあります。
点検会社用の共有画面点検事業者が主にスマートフォンで操作する画面です。
管理画面上で事前に共有設定を行うことで共有された点検の注意事項や空室場所などを確認でき、居住者が予約した一覧をリスト形式で確認することが可能。さらに予約されていない部屋も部屋割り表として確認できます。
また、各部屋の作業記録として従来行っているサインもスマートフォンで簡単に行え、終了後にPDFとしてサイン表をダウンロードできます。
複数の班で実施する際も一元管理して共有することが可能なので、それぞれ同じ確認表を持ってバラバラにサインが行われた確認表を報告書として提出する必要がなくなります。
入居者用の画面マンションやアパートに住む居住者がスマートフォンで操作する画面です。
管理会社や協力会社から実施のお知らせやメールに記載された二次元コードやURLをスマートフォンで読み込むことで、いつでも日時調整が可能。メールアドレスを任意で入力することで、作業前日に居住者のもとにリマインドメールが届く便利な機能もあります。
「スマリブ」誕生背景マンションやアパートなどの集合住宅では、消防設備点検、雑排水管清掃、エレベーター点検、貯水槽清掃などのビルメンテナンスと呼ばれる、建物を保守・管理するために必要な作業が行われます。
その中には、消防点検や排水管清掃など、必ず居住者の部屋に入らないと実施できない点検もあります。
マンションやアパートなどの集合住宅を管理する管理会社は、消防設備点検や雑排水管清掃などの各居住者の部屋内の点検を実施しようとする際、実施日の連絡を掲示板や各ポストに投函しお知らせし、日時変更がある場合はその都度居住者と調整し、点検を実施しています。
その際、日程調整の連絡手段は圧倒的に電話が多く、その他の方法を見ても不便なやり方でしか日程調整を行われていない現状がありました。
そこで株式会社カンキョウは、「スマリブ」のサービス提供を開始しました。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000121370.html
(文・我妻歩実)