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“印象”を瞬時に数値化・分析、「感性AIアナリティクス」がChatGPT連携でバージョンアップ!

Techable 2023年5月30日 19時0分

感性AI株式会社は、マーケティングソリューション「感性AIアナリティクス」の連想語出力機能をバージョンアップしました。

今回のアップデートでは、独自AI言語モデルのブラッシュアップに加えて、「ChatGPT」との連携により高性能な連想語出力を実現しています。

本記事では、「感性AIアナリティクス」の概要と、アップデートの詳細を紹介します。

AIが印象を瞬時に数値化

「感性AIアナリティクス」は、消費者データを学習したAIによって、ネーミングの語感、キャッチコピーの印象、パッケージデザインの色彩印象を瞬時に数値化・分析するイメージ分析AIツール。

マーケティングリサーチなどのアンケート調査を行うこと無く、瞬時にネーミングテスト、キャッチコピーテスト、パッケージデザインのテストを行うことが可能です。

新商品開発や、既存商品リニューアル時のブランディング・販促業務での使用を想定しており、消費者の感性に働きかけやすいコミュニケーションの実現・感性価値の創造を支援。市場調査コストを軽減し商品開発のPDCAを迅速化することで、業務効率化・推進に貢献します。

3つの感性で評価

同ソリューションでは、主に「ネーミング感性評価」「キャッチコピー感性評価」「パッケージ感性評価」という3つの機能があります。

「ネーミング感性評価」は、商品名の音の響きに対する定量的な印象評価分析を実施。商品名から連想される言葉を確認することが可能です。印象と消費者の連想知識を分けて評価することで、商品名の改善ポイントがより明確となります。

「キャッチコピー感性評価」では、キャッチコピーに対する定量的な印象評価分析と連想語分析を行えます。キャッチコピーに抱かれる印象と、連想される言葉が商品コンセプトと合致しているかをチェックすることが可能です。

「パッケージ感性評価」はパッケージデザインの色彩・模様に対する定量的な印象評価分析を行います。デザインの好意度と抱かれる印象をチェックすることが可能です。

連想語出力機能がバージョンアップ

今回のアップデートでは、入力されたネーミングの音の響きの印象を評価する「ネーミングアナリティクス」に、音の響きの近さによる連想語出力機能が実装されました。

連想させる元単語を入力すると、1次連想語として音の響きの近さによる連想語が出力され、その次に独自AI言語モデルにより1次連想語と意味の近い連想語を2次連想語として出力します。

従来より高性能な連想語出力が可能に

また、入力されたワードや文章の意味合いを考慮して印象を評価する「キャッチコピーアナリティクス」について、従来の各性年代別に行ったアンケートデータを反映した独自AI言語モデルのブラッシュアップに加え、ChatGPTとの連携を行うことでさらに高性能な連想語出力を実現しています。

たとえば「健康」に対する40代男性連想語の画像(上記)からは、健康というワードから導き出される40代男性に関連したワードを確認できます。

ワードマップ上での連想語予測が行えることで、ネーミングやキャッチコピーからの連想がコンセプトと合致しているかを分析することが可能です。

マーケティングリサーチなどに活用することで、今後の事業展開に新たな視点がみえてくるかもしれません。

参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000122421.html

公式サイト:https://www.kansei-ai.com/marketingsolution-analytics

(文・S.Inosita)

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