台湾のGogolookの日本法人であるWhoscall株式会社は、迷惑電話・SMS対策アプリ「Whoscall」に、「URLスキャン」を実装したと発表しました。同機能は、不審なURLの危険度を判別し、フィッシング詐欺被害を防ぐというものです。
複数社のデータベースをもとにフィルタリング「Whoscall」は、台湾のGogolookが開発・提供するスマートフォンアプリ。
電話帳に登録されていない電話番号を26億件のデータベースをもとに識別し、迷惑電話をブロックします。また詐欺業者からの着信の判別や、SMSに届く詐欺メッセージを自動判別する「SMSアシスタント機能」も実装されています。
今回導入された「URLスキャン」は、メール・SMSに届いたURLが、詐欺URLの可能性があるか判別することができる機能です。
世界30カ国に拠点を置き一部の国では警察と連携するGogolookや、Google Web Riskサービス、Scamadviserのデータベースをもとに、リスクの高いURLをフィルタリング。セキュリティを強化することができます。
同機能はアップデートとして導入され、アプリの起動後に「URLスキャン」をクリックし不審なURLを入力すると、「危険」「疑わしい」「安全」などリスクレベル別に結果を判定し、リスクがあるウェブページと判定した場合、アクセスを避けるよう注意喚起します。
日本事業責任者のコメントWhoscallで日本事業責任者のロー・ウェイチェン氏は、「URLスキャン」について以下のようにコメントしました。
若者がよく利用する大手ECサイト、オークションサイト、フリーマーケット等のフィッシングサイトなど、なりすまし行為の被害にあう被害者は年々増えています。このような状況下でWhoscallは、電話やSMSによる自動判別に加え、新機能「URLスキャン」を通じて、ますます蔓延するデジタル詐欺を取り締まることを期待しています。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000058563.html
公式サイト:https://whoscall.com/ja/
(文・S.Inosita)