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IoT開発運用SaaS「WIZIoT」と各社IoTデバイスが連携強化。遠隔監視環境をスピーディーに構築!

Techable 2023年6月18日 23時30分

株式会社AIoTクラウドは、IoT開発運用SaaS「WIZIoT(ウィジオ)」と、各社のIoTデバイスとの連携を強化することにより、新たに遠隔監視IoTソリューションを提供します。

連携強化の第1弾として、株式会社ネクスティ エレクトロニクス、株式会社BraveridgeのIoTデバイスとの連携を開始します。

IoT製品の開発・運用をサポートする「WIZIoT」

「WIZIoT」は、IoT製品の開発・運用に必要なツールである、クラウド・ダッシュボード・アプリ・通信モジュールファームウェアをサポートとともにワンストップで提供。さまざまな機器カテゴリーの開発ノウハウを標準化した各種ツールを利用することで、IoT開発期間と開発コスト削減に貢献できるSaaSです。

ワンストップなので複数の開発先とのコミュニケーションを効率化でき、それぞれのツールが既につながっているため、すぐに利用できるのが特徴。

また、SaaSなのでゼロからの開発が不要。ノーコードツールで、IoT開発・運用準備に必要な期間を短縮し、カンタン・スピーディーにIoT開発を実現できます。遠隔操作や製品の状態表示など、IoT対応したスマホアプリも簡単に作成可能。UIテンプレートを選ぶだけで、最短5日でイメージを確認できます。

IoTデバイスとのAPI連携を強化

2022年11月の「WIZIoT」発表以降、メーカー向けに機器のIoT化をサポートしてきた同社。昨今では、現場の労働力不足に悩む建設・物流・製造・農業などの企業から、IoTデバイスによる点検・メンテナンス業務の省人化・コスト削減に貢献するIoTソリューションの要望が寄せられていたといいます。

同社では、「WIZIoT」と各社のIoTデバイスとのAPI連携を強化。これにより、遠隔監視IoTソリューションをスピーディーに実現します。

遠隔地から現場の状況をまるごと確認可能に

各社IoTデバイスと「WIZIoT」が連携することで、機器の稼働状況などはダッシュボード上でまとめて可視化。現場に行かなくても、オフィスなどから遠隔で確認できるようになります。

また、機器の故障や異常を検知した際には、メールによる通知やアプリへのプッシュ通知でタイムリーに状況を把握でき、アプリからの遠隔制御も可能。ゼロからの専用開発と比べて短期間で現場の遠隔監視環境を実現し、省人化によるコスト削減に貢献します。

ユースケース例 株式会社ネクスティ エレクトロニクス

株式会社ネクスティ エレクトロニクスにおいては、「ラントロニクス社製GPSトラッカー」と連携。建設現場にある建機や投光器といった機器、車両などの位置情報や稼働状況をダッシュボード上で確認できます。

これにより、現場の状況確認と安全管理、機器メンテナンス時期の確認が遠隔地から可能に。加えて、盗難防止にも活用できます。

株式会社Braveridge

株式会社Braveridgeにおいては、IoTゲートウェイおよび各種センサー(水位・温湿度・土壌水分など)と連携。センサーデータをダッシュボード上で確認できます。

これにより、ため池・河川・道路の冠水などの水位の遠隔監視、異常水位時のタイムリーなアラートで管理業務の負担を軽減。また、農地のデータ可視化により、効率的な農作物の育成管理にも貢献します。

分野別の遠隔監視IoTソリューションを拡充へ

株式会社AIoTクラウドは今後、遠隔監視IoTソリューションを分野別に拡充し、幅広いパートナー企業との連携を強力に推進することにより、各業種の現場における点検・管理業務の省人化・コスト削減に貢献していく構えです。

参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000051.000099005.html

(文・Higuchi)

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