経営管理の土台は、ビジョンに基づく数値目標・行動計画・進捗管理にあるといいます。
ただ、中小企業やスモールビジネスを取り巻く環境において、これらを適切に設定し運用できる経営管理人材は十分とは言えないようです。
その結果、「コロナ禍に調達した借入返済が迫り、資金繰りに窮している」「売上や利益を増やしたいのに、効果的なアクションが取れていない」「社員に危機感がなく、自発的に行動しない」といった課題が浮上しているとのこと。
これらの課題を解決するために、株式会社ギャクサンは経営管理SaaS「GYAKUSAN(ギャクサン)」を開発しました。
逆算で“ありたい姿”を実現する経営管理ツールGYAKUSANは、ビジョンから逆算し、数値目標と行動計画を立て、進捗管理することで目標実現をサポートするツールです。
中長期から短期の目標設定、課題整理、ToDo設定、問題解決などをマネジメントすることで組織の実行力が向上。いつでもどこでも数値と行動が見える化されるので、社員が自ら考え行動することができます。
修正計画を自動算出年間目標を達成するため、月次計画と実績の差額を把握し、年間目標に不足する分を残りの月で取り返すための数値と行動の修正計画を立てる「予実管理」は、年間の数値目標を達成するには欠かせないものの一つ。
月次の計画と実績と差額を把握しても、修正計画を立てなければ年間目標を達成することはできませんが、修正計画を立てるには相応のスキルと工数が必要とされています。
GYAKUSANでは修正計画を自動算出する機能を設けています。専門的なスキル・工数不要で、どんな会社でも毎月、適切な予実管理が可能です。
社員が自主的に動くToDo管理の仕組みづくりGYAKUSANでは「利益や売上が伸びない」「資金繰りに不安がある」「優秀な人材が育たない」などの問題を解決します。
借入返済のキャッシュフローを起点とした目標利益の設定と社員が自主的に動くToDo管理の仕組みづくりを実施。誰が・何を・いつまでに実行するかを明確にするため、“自ら考える”社員が育ちます。
また、資金繰りから必要な利益を逆算し、売上や費用をシミュレーションするため、売上増えて利益が減るようなことにはなりません。将来のビジョンを社長と社員が共有することで、組織が一体となります。
AIコンサルティングを実装予定今後、GYAKUSANではChatGPTなどのAIを導入し、自社の財務状況やアクションプランの実施状況といった内部環境や、競合他社などの外部環境を踏まえたAIコンサルティングを実装する予定です。
行動計画の策定において、チャットボットを設置し「売上を増やすにはどうしたらいいですか?」などの相談に対して、効果的な施策案を提示することで、あたかも専属のコンサルタントのように相談や壁打ちが可能となります。
同社では、確実性を求める事実情報の正誤ではなく、不確実性を許容する施策アイデアはAIの活用が効果的と考えていると伝えています。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000113500.html
(文・Haruka Isobe)