昨今、都市の遊休地、ビルの屋上や個人宅のベランダなど、都市空間を活用して農業を行う「アーバンファーミング(都市農)」に注目が集まっています。
プランティオ株式会社(以下、プランティオ)は、タイムリーな野菜栽培のアドバイスを可能にする独自AI技術「Crowd Farming System」と連動したIoTプロダクト「grow CONNECT」1000台の量産を実現しました。
これにより、プランティオが全国へ続々と展開するシェアリングIoT農園「grow FIELD」での体験価値を向上させ、日本で拡がりを見せるアーバンファーミングシーンの農的活動を行う人々をサポートします。
栽培中の野菜の画像をいつでも・どこでも閲覧grow CONNECTは、土壌温度・湿度センサー、外気温・外気湿度センサー、日照センサー、広角カメラといった6つの機能を搭載した、コンシューマー向けIoTセンサー。
プランティオが開発したスマホアプリ「grow GO」と連携することで、センサーデータグラフや栽培している野菜の画像をいつでも、どこでも閲覧することができます。
また、grow CONNECTから収集・蓄積したデータをもとにしたAIによる自動学習と、「Crowd Farming System」という特許取得済みの栽培ナビゲーションシステムとの連携により、タイムリーな栽培ナビゲーションをアプリがお知らせ。
誰でも簡単に野菜栽培をすることが可能になり、より良い野菜栽培体験へとアップデートしていきます。
収穫期・種をまくべきタイミングを予測Crowd Farming Systemは、IoTプランター向け植物栽培特化型AI。
grow CONNECTの端末から収集・蓄積したデータによる自動学習から、野菜の発芽などの重要な指標である土壌温度を基軸に、位置情報やその場所の天候情報などのデータを肉付けすることで、場所毎の収穫期や種をまくべきタイミングを予測します。
スマート農園システムでの充実した農的体験を後押しプランティオは今回の量産により、利用者がgrow CONNECTを活用したスマート農園システム「grow FIELD」でのより充実した農的体験を享受できるようになり、新たな市場を開拓することができると期待を高めています。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000044.000035570.html
(文・Haruka Isobe)