AIと顔認証技術のパイオニアであるサイバーリンクは、同社のAI 顔認証エンジン「FaceMe」の大幅な機能強化を発表しました。
第10世代顔認証モデルによる認証精度の向上、さらにパフォーマンスの向上などを実現しています。
本人識別率99.7%の認証精度FaceMeは、本人識別率99.7%の認証精度だけなく、認証速度0.2秒以下、認証角度左右60度、上下50度と認証速度、認証角度においても高い性能を誇るAI顔認証エンジンです。
FaceMeを活用することで入退出管理や、電子錠の管理を行う際に歩行したまま認証する「ウォークスルー認証」が可能に。
IoT用エッジデバイスからクラウドまで様々な環境に幅広く対応し、幅広いユーザーの要求に柔軟に応えます。顔認証システムの導入に高額な専用端末は不要です。
第10世代の顔認証モデル今回、第10世代顔認証モデルが搭載されたFaceMeは、従来までの第6世代顔認証モデルと比較して認証精度が大幅に向上。マスクやゴーグルなどで顔が大幅に覆われているといった認証が困難な状況でも、高い認証精度を保ちます。
また、GPUメモリ使用量の低減や認証時間など、パフォーマンスも大幅に向上しています。
マスク・ゴーグル着用時でも本人判定マスクとゴーグルを着用した状態での積極認証の結果において、従来の第6世代顔認証モデル(VH)の場合、一般的な生体認証において最も厳しい他人受入率では同一人物と判定することが困難だったようです。
しかし、第10世代顔認証モデルでは本人と判定可能となりました。
また、マスクとゴーグルに加え、帽子も着用した状態での積極認証の結果において、他人受入率を高く設定しなければ認証が難しかったものの、第10世代顔認証モデルではより厳しい他人受入率の設定でも本人と判定できたとのことです。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000210.000005271.html
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(文・Haruka Isobe)