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TOEIC対策アプリ「Santaアルク」登場。精度95%以上のAIが個人に合ったカリキュラムを提案

Techable 2023年7月13日 20時0分

韓国発の教育AI(AI Ed)研究企業であるRiiid Inc.は、語学学習サービスを提供する株式会社アルクと提携し、TOEIC対策アプリ「Santaアルク」の提供を開始しました。

膨大なデータを学習した精度95%以上のAI搭載

「Santaアルク」は、400万人の学習データと約3億問の解答データを学習したAIを搭載したTOEIC対策アプリ。このAIは、約12問の診断テストをもとに学習者のTOEICスコアを95%以上の精度で予測します。

また、単純な正誤だけでなく、解答時間・問題の難易度・選択肢など、さまざまなログデータを考慮し、スコア予測や英語力の分析を実行できることも、同AIの強みでしょう。

AIが学習者に最適なカリキュラムを提案

こうした分析結果をもとに、AIが学習者にパーソナライズされたカリキュラムをレコメンド(提案)。分析結果は、学習者が問題を解くたびに都度更新されるため、常に最新で最適化されたカリキュラムを提案可能です。

これにより、学習者は「対策する必要のある学習」に集中できるため、効率的かつ短時間でのスコアアップを目指せます。

「Santaアルク」には、TOEIC15回分の文法・リスニング・リーディングの問題コンテンツ、頻出単語学習、6パートからなる動画講義、復習クイズ、模擬試験といった機能が搭載されています(一部有料プラン含む)。

今後は、新たなAIの搭載、英語学習の習慣化支援、組織の英語学習支援、学習状況やレベルに応じた書籍や問題集レコメンドなどのアップデートを予定しているようです。

AI×教育領域で成長するRiiid Inc.

2014年に設立されたRiiid Inc.は、機械学習領域で研究や論文発表を行い、AIを使った教育サービスを提供するディープテックベンチャーです。

2021年4月には、「AI 100」(世界のAI企業トップ100)に選出。翌5月に、ソフトバンク・ビジョン・ファンド2から1億7500万ドル(約200億円)の資金調達を行い、2022年に米国および日本に拠点を築きました。

今回は、1969年の創業以来、実践的な語学力を身につける教材の開発を進めてきた株式会社アルクと提携し、「Santaアルク」をリリース。一人ひとりに合わせたカリキュラムを提供することで、「誰もが質の高い教育を受けられる」世界を目指します。

参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000091600.html

公式サイト:https://jpsanta.onelink.me/sUGH/ao9ot1g9

(文・Higuchi)

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